人類史における我が家の家庭菜園の位置づけ
採集と農耕が併存する菜園
見ての通り、完全なる管理農業ではなく、そこそこ管理しつつ放任しています。
野草や自生えの野菜の採集もするし、苗を植えての農耕も行っています。
採集と農耕。
併存する農園です。
人類史における我が家の家庭菜園の位置づけ
我が家の農耕に際しては、石灰などの土壌改良材以外の農薬・肥料をつかわず(いわゆる無農薬・無肥料)、併せて、電動農具・内燃農具も使いません。
人類史で言えば、採集生活から農耕生活へ移行しようとしているが未だ移行完了していません。農具については青銅器時代を過ぎ、鉄器(我が家の鍬は「鉄製」です)時代に至っています(そう言えば、「三体」では宇宙戦艦「青銅器時代」が登場していましたね)。農耕文化は家畜の利用により生産性を向上させました。我が家の家畜(ネコ)は家畜としての自覚が感じられず役に立ちません。では、機械化が進んでいるかと言えば、動力はすべて人力であり、産業革命以前と言えます。また、化学工業の勃興も気配さえありません。
異形のナス
こうした農耕ですので、わが菜園は虫たちを駆逐する意向はなく、収穫物は虫たちと分け合っていると言えます。
昨日収穫したナスです。
まるで、とぐろを巻いているようにも見えますし、水鳥が休んでいるようにも見えます。
とぐろの内側を覗くと、虫たちの宴の跡が見て取れます。
虫たちにえぐられた部分は伸びることができず、一方、反対側はどんどん伸びるものだから巻き込むように成長したものです。
虫たちも生きています。
ナスも生きています。
少々形が悪かろうが、おいしくいただくことにしましょう。
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