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10月, 2021の投稿を表示しています

高知の老舗割烹 タマテに行きました。

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  東京からの知人とともに高知の老舗割烹タマテを訪問しました。 時間が早いので、のんべの味方・葉牡丹へ タマテの開店は17時です。 まだ時刻は16時です。 こうした時にはのんべの味方・葉牡丹へ。 昨年(2020年)、コロナで飲食店の営業に支障が出始めた頃、改装(たぶん、耐震補強)を始め、今年(2021年)7月に営業を再開しました。 外から見て、中に入っても改装前と変わらない佇まいがホッとします。 いざ、割烹タマテへ 葉牡丹を出て、中央公園を横切り55番街に向かいます。 ちょうど、暖簾を出しているところでした。 タマテの料理 2階の個室に落ち着き、料理を頼みます。 あれ、突き出しのドロメ(関東では生シラス)の写真がありません。 ドロメが小さく均一で、舌触りも良くおいしくいただきました。 まずはカツオの刺身。 きれいな身で、端麗辛口の土佐酒にばっちりあいます。 魚ちり。ヒラメの薄造りの周りにちり酢食べるつまみをぐるっと並べています。 二人で一枚で丁度の量です。 このつまみをつつきながら、日本酒が進みます。 ウツボのから揚げ。 からっ、カリッと上がっています。 イカの炙り。 刺身もいいですが、少し炙るとまた味わいが増します。 いい気分になり、タマテを後にしました 追手筋沿いの55番街入り口に店を構えるタマテ。 決して、安く飲めるお店ではありません。 手軽な居酒屋もいいですが、たまには老舗割烹もいいものです。 高知にはいいお店がたくさんあります。

のいち動物公園のアサギマダラ

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アサギマダラのニュースが各地から届いています。 旅する蝶 アサギマダラのニュースが高知県内各地から届いています。 アサギマダラは旅する蝶として有名です。 旅をしながら各地のフジバカマ、アザミ、ツワブキなどの特定の植物に集まります。 我が家の近くののいち動物公園にもアサギマダラの集まるフジバカマの花壇があります。 今朝、のいち動物公園に行ってきました。 開園と同時にフジバカマの花壇に行くと、あ、いました!アサギマダラ!  カメラを構え、ぱちぱちと写真を撮ってきました。 ひらひらと花から花へ飛び回ります。 風が吹くとあおられます。 その蝶を追ってカメラを構え続けました。 沢山撮ったのですが、羽がきれいに映っているものは数えるほどでした。 でも、たった2頭! 今朝、見ることができたアサギマダラはたった2頭! 寂しいなぁ。 ふしぎな蝶 アサギマダラは長い距離を旅します。 数年前、のいち動物公園に飛来した蝶には山形でつけられた標識があったそうです。 今日見た2頭のアサギマダラも遠いところから旅をしてきたのでしょう。 風に吹かれると、大きな羽に風が当たりあおられます。 風に逆らって飛ぶことなど難しそうです。 どうやって長い距離を旅するのか不思議です。 そして長い距離を旅しているのに、羽は傷ついていません。 これも不思議です アサギマダラ。 本当にふしぎな蝶です。

芋の収穫から偉大なる光合成に感謝

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  サツマイモを収穫しました。 植え付けてから130日が経ち、芋の収穫期です 芋の茎を植え付けてから110日から150日の間が収穫期だそうです。 我が家の芋は植え付けてから130日が過ぎました。 芋の茎が植え付けた畝にとどまらず、隣の畝を超えて伸びています。 もうそろそろ収穫してもいいでしょう。 天気もいいので収穫することとしました。 丸々と太ったお芋さんが次々と顔を出してきました 畑に広がった茎を根元から切り取りました。 土から茎が出てきている周辺を芋を傷つけないように注意しながら掘りました。 すると出てきました! 丸々とした芋が次々と顔を出してくれました。 たくさん収穫できました。 ホカホカのお芋 早速、煮て食べてみるとホクホクしていい甘味です。 私は芋をわざわざ買ってまで食べることはあまりありません。 でも、自分で植えて育てて収穫したお芋は特別です。 1月頃までおいておくと甘みが増すとのことで楽しみです。 それにしても光合成のすごさに改めて驚きます 30㎝程の茎4,5本を畑に突き刺して4ケ月。 それでこの収穫です。 コンテナの中が芋です。 その後ろが畑を自由に伸びて行った芋の茎です。 光合成って、本当にすごいなぁ、と改めて驚かされました。 その光合成によって地球上の生命が維持されているのですから、感謝、感謝です。

実りの秋は人間も動物も忙しい季節です

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柿を収穫しました。 カラスが裏の庭の柿の実を食べに来ています 裏に庭が何だか騒がしい。 見上げてみると柿の木の上の方にカラスがたくさん集まっています。 庭に出てみると、足元にはカラスに突かれた柿が落ちています。 見上げてみると突かれた無残な柿の実が見えます。 このままでは全部の柿が食べられかねません。 人間も負けないように収穫です 急いで庭に出て、高枝切りばさみを抱えて木に登りました。 まだ突かれていない実もあります。 でも、このままだと今日明日にでも突かれそうです。 カラスに突かれる前に人間様も収穫です。 木の上の方になっている実を収穫しました。 実りの秋は人間も動物も忙しい季節です。

お山の映画館・大心劇場で美空ひばりと森進一の「花と涙と炎」を観てきました。

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  お山の映画館・大心劇場に行ってきました。 お山の中のポツンと映画館・大心劇場 大心劇場は高知市から車で東に1時間ほどのところにある安田町の川沿いにポツンと佇んでいる映画館です。 シネコンとは違います。 1館1スクリーン。 デジタルではなく今でもフィルムで上映しています。 フィルムで上映している映画館は日本でも数えるほどで、その中でも小松さんは流し込みの技術が優れていると言われています。 月のうち1週間ほどの期間、それも一日に13時と19時の2回の上映です。 古い建物の入り口をくぐると、狭い館内の壁に懐かしい映画のポスターが所狭しと貼られています。 館主は豆電球こと小松さん 館主は、高知のシンガーソングライター豆電球こと小松さんです。 上映前には豆電球さんの歌が披露されます。 「コロナ禍でも、頑張りゆうきねぇ。この前は長崎県や群馬県からも観に来てくれた。 本当にありがとう。」のあいさつとともに、今回は次の2曲を歌ってくれました。 一曲目は、先日、サッカー前日本代表だった前園さんがNHKの番組で大心劇場を訪れた際に前薗さんをテーマに作った新作。 2曲目は、衆議院議員・元防衛庁長官の中谷元さん作詞の「塩の道」。 51年前の映画 美空ひばりと森進一の「花と涙と炎」 さて、いよいよ上映です。 今回は、美空ひばりと森進一の「花と涙と炎」です。 いやぁ、良かったですね。 まずは、その場面場面で挿入される二人の歌声が良かったですね。 最近の若者の歌になじめない年ごろとなりました。 昔の歌謡曲と言われた時代が懐かしい世代です。 映画の中で若い美空ひばりと森進一が切なげに歌う演歌。 やはり演歌はいいなぁ、としみじみ思わせてくれました。 それとフィルムの状態が素晴らしい。 51年前の映画です。 画面や音声にノイズがあることを覚悟していましたが、全く気になりませんでした。 小松さんによると 「配給元に3本のリールが残っていて、その内の1本が新品だった。 いい状態で観てもらいたいとの配給元と大心劇場の思いでその新品のリールを借りることができた。」とのことでした。 51年前の映画とは思えない状態で、物語・歌に浸ることができました。 わざわざ足を運ぼう 私の家から決して近くはないお山の映画館。 この日の観客は10数名。 映画館を維持していくことがやっとの人数だと思います。 私は大心劇場が好き

三宝山を背景に観光列車「志国土佐」がさっそうと通り抜けていきました。

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  物部川鉄橋を走行するJR四国の観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」です。 物部川鉄橋がかかるごめんなはり線で観光列車「志国土佐」を見る機会が巡ってきました。 この観光列車は2020年7月から週末などに土讃線の高知ー窪川間を走っています。 ごめんなはり線に活気を呼ぼうと11月8日から金曜日にごめんなはり線を走るようになりました。 先週の8日の金曜日は、たまたまジョギングで通りかかるとたくさんの人が長いレンズをつけたカメラを持って集まっていました。 何があるのですか?と聞くと、観光列車が走る、とのこと。 三宝山を背景に走る姿はカッコいいものでした。 2週目となる11月15日にはカメラをもって物部川鉄橋の下に陣取りました。 この日もカメラマンが集まっていました。 17時過ぎ、通常ダイヤの汽車が東方向に走って行っていきました。 ごめんなはり線は単線です。 「志国土佐」は、のいち駅でこの汽車と行違って17時15分、物部川鉄橋に現れました。 三宝山を背景にきれいな車体を見せて走りすぎていきました。 回りにはシャッター音が鳴り響きました。 先週よりは乗客が少なかったように思いますが、写真を見ると窓の外を眺める乗客の姿を見ることができました。 「志国土佐」を通じて沢山の人に高知県東部の良さを見てもらいたいですね。 運行は12月24日までの金曜日。 高知駅を正午発、奈半利駅を15時17分発。 料金は大人14,800円から。 取り扱いはJR四国ツアー(087-825-1662)など旅行会社。

政党よりも人を選びたい

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 今日は、家庭菜園の畝を作りました。 耕運機などは使わず、ひたすら鍬で土をかいて畝を作りました。 無心に農作業をしていると、ふと、以前読んだ本の一節が頭に浮かぶことがあります。 今日、頭に浮かんだ言葉は内田樹さんの「教育問題に取り組むという政治家は信用してはいけない。」でした。 教育問題に取り組むという政治家は信用してはいけない どの本なのかも、正確な文言も忘れてしまいました。 ある本の中で内田樹さんは「教育問題に取り組むという政治家は信用してはいけない」という趣旨で書かれていました。 「教育問題は大切ではないか?」と思って続きを読むと、「教育問題の重要性は誰しもが納得するところ。且つ、結果が出るのは早くても10年以上先になる。その政治家が現役であるかどうか保証はない。つまり、責任を取らなくてよいことに取り組むと掲げる人間は信用できない。」(うろ覚えであり、間違っていたらごめんなさい。)とありました。 そう言われてみれば、なるほど、と思います。 そう言えば「ゆとり教育」の責任は誰かとったのでしょう? 原発、環境、財政も同じことです 誰しもが重要性を認識していて、尚且つ、結果が出るのに長い期間を要する課題は教育に限りません。 政治がかかわる課題はすべてそうだと思います。 その中でさっと思う浮かぶ課題に原発、環境、財政があります。 (外交・安保は長期的な視点を持って臨まなければならない課題であると同時に喫緊の課題を解決しなければならない両面があるように思います。) まだ先のことだと思ってなのでしょうか国民受けする考えを掲げていて、いざ、覚悟を問われた時、現状に阿るような態度をとり、付いてきていた人たちに失望が広がる例を最近見たように思います。 自分が現役の時には結果が出ないと高をくくって高邁な理想を掲げながら、その理想の実現にはとんと執着しないような政治家が、どうも政党という名の看板の下に隠れていそうです。 衆議院が解散し、いよいよ選挙です 今日、岸田首相が衆議院を解散し、選挙に突入します。 有権者として政治家が結果のすぐ出る課題にどう取り組んできたのかをチェックすることに加え、結果がでるまでに長い期間を要する課題へどう取り組んだかをこちらも長期に亘り見続けていくことが大切だと思います。 政党よりも人を選びたい 小選挙区制は与党候補か野党候補かの2者択一です。 2者択一

帯屋町でカツオ人間に遭遇!!

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帰省中の息子と高知市内の帯屋町に出かけました。 そこでカツオ人間に遭遇! 帯屋町にカツオ人間!! 帯屋町を歩いていると向こうに あれ?カツオ人間がいる! カツオ人間を目指して歩いているとヒロメ市場の前で追いつくことができました。 小雨が降っていて、同行者に傘をかけてもらっていました。 テレビなどではよく見かけるカツオ人間。 実際に目の当たりにしたのは初めてでした。 評判通り不気味で、可愛い印象でした。 何かイベントがあるのでしょう。 大橋通の方に急いで歩いていきました。 顔面だけでなく、手足・胴体も愛嬌があります。 雨の中の高知城 カツオ人間を見送った後、高知城歴史博物館に行きました。 あいにくの雨ですが、雨の中、緑に囲まれた高知城は静かにお城下を見下ろしていました。 雨の中、すくっと天に向かって立つ天守閣も美しいと感じます。 今日のランチはセイロのウナギ 我が家はウナギと言えば大橋通のセイロです。 ウナギが一匹入った”中”を頂きました。 帰省中の息子との食事も今日明日のみ。 さて、今晩は何を頂きましょうか。

高知のカツオはなぜおいしいのか?

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息子が東京から久しぶりに高知に帰ってきました。 高知に帰ってきたらやはりカツオのタタキを食べさせたいと思います。 高知のタタキの作り方 我が家のタタキの食べ方を紹介します。 たぶん、カツオ好きの高知県民の平均的な食べ方だと思います。 昔は自宅にわらがあり、炙っていましたが、今はタタキにした柵を買ってきます。 今日は買い出しが遅くなり、思うような量を調達することができませんでした。 食べやすい大きさに切ったタタキを深さのある皿に並べます。 スライスした玉ねぎをタタキが見えなくなるくらい被せます。 続いて、ねぎ、ミョウガなど薬味を重ねます。 そしてタレをかけ、冷蔵庫で2時間ほど置くと、完成です。 ニンニクと一緒に食べるとカツオの旨味がより一層引き出されるます。 なぜ、高知のカツオはおいしいのか? 県外からのお客さんにカツオを食べてもらうと、一様に驚かれます。 「今までこんなカツオを食べたことがない。」 「カツオって生臭いイメージがあったが、今まで食べてきたカツオって何だったんだろう?と思うくらいおいしい。」 などなど喜んでいただけます。 高知県民としてとても嬉しく誇らしい場面です。 一方、「カツオは春に北上し、秋に南下する。カツオは高知沖だけでなく全国で獲れる。なぜ、高知のカツオはおいしいのか?」と疑問に思っていました。 東京にも店を出す土佐料理の店の社長と話す機会があり、疑問をぶつけてみました。 その社長曰く「それは高知県民の舌が肥えているから。」 怪訝な顔をする私に向かって次のように続けました。 「あの店のカツオはまずいとなったらその店は潰れる。高知県民に納得してもらうカツオを出すことが店を続けるために必要な条件。そのために、全国津々浦々の港に懇意な仲買人を作り、情報を入れてもらうようにしている。カツオが入ったという情報があれば水揚げ日、漁場、漁法、魚体のサイズ、冷蔵・冷凍の状態などを聞き、納得がいけばすぐに取りに行く。漁法は一本釣り。延縄などで獲ったカツオは扱わない。県外のスーパーなどは延縄で獲ったカツオを店に出しているが・・」 なるほど、とうなりました。 確かに、居酒屋・料亭の店選びはカツオがおいしいことが当たり前です。 カツオのまずい店は2度と行きません。 カツオ好きの高知県民を納得させるために居酒屋・料亭、更に量販店は日々、努力をしているのだから、高知のカツ