土佐の絵金 あべのハルカスに参上す

 

幕末土佐の天才絵師 絵金の屏風絵が2023年4月にあべのハルカス美術館に参上いたします。

高知まではなかなか足を運ぶことができない、と思っている方もいらっしゃると思います。

この機会にぜひ、おどろおどろしい絵金の世界をご堪能ください。






日経大人のOFF 絶対見逃せない2023年美術展

毎年12月に、日経トレンディから翌年の美術展の特集号が出ます。
私は毎年買い求めています。
翌年の1年間を通じ、いつ、どこでどんな美術展が開催されるのか一冊でわかります。
この情報をもとに、会社勤めをしているときには出張を計画し、いや基、旅行を計画していました。
リタイヤしても、「来年、どの美術展に行こうか」が年間の旅行の計画を立てるベースになります。

今年も出版されるや否や入手しました。
ざっと見て見ると、2023年の西洋画で絶対、これは見逃せない、と思うものはありません。
ピカソやモネ、ゴッホなど有名どころの作品は来ます。
でも、フェルメールやカラバッジョのようにこれは見逃せないとは残念ながらなりません。
2023年は日本の作品を中心に計画を立てようと思っています。

日本の、いや、土佐の絵金の作品があべのハルカス美術館に参上します

幕末の土佐に天才絵師・弘瀬金蔵、略して絵師金蔵、絵金がいました。
絵金の屏風絵は芝居の物語を描きこんでいておどろおどろしい雰囲気がします。
毎年7月、夕暮れから夜にかけ、絵金の屏風絵を赤岡町の旧道沿いの軒先に並べ、蠟燭で観賞する「絵金祭り」が開催されます。
私も、今年の絵金祭りに行っていました。

その絵金祭りで2023年にはあべのハルカスに参上するパンフレットがありました。

絵金 あべのハルカスに参上す (taichanretiredlife.blogspot.com)

いよいよ、土佐の誇る絵金の作品があべのハルカスに参上する日も近づきつつあります。


日経大人のOFFでも絵金が紹介(p68,69)されています



私は以前の絵金を知っています。
修復してきれいになった絵金の絵はきれいすぎるように感じます。
でも、擦り切れ、色も落ちた屏風絵より絵金が書いた当時の状態に近づいています。
是非、ご覧になっていただきたいと思います。


私たちの身近にある絵金さんがこうして紹介されているのを見ると、嬉しい気がします。
「絵金さん、行ってらっしゃい!」
「7月には土佐に帰って来ているでしょう。また、絵金祭りでお会いしましょう。」
あらあら、「次は25年後」と言いながら、やっぱり、観に行きたいんですね。




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