沢田研二主演の「土を食らう12ケ月」を観てきました
沢田犬種主演の話題作「土を喰らう12ケ月」を観てきました。
映画『土を喰らう十二ヵ月』|大ヒット上映中 (tsuchiwokurau12.jp)
畑や山野からの恵みを感謝しながらいただく毎日。
会社勤めをしているときに観ても、ぴんと来なかったと思います。
リタイヤして家庭菜園からの作物を頂く日々を送っている今、自分の生活も悪くない、と思って見ることができました。
上映館はあたご劇場
高知での上映館はシネコンではなくあたご劇場です。高知市の繁華街・帯屋町から北に徒歩で約10分。
あたご病院の裏手にあります。
いつもは人もまばらですが、今日は入り口に沢山(?)の人がいます。
「冬場は2階席が比較的暖かいです」と誘ってくれます。
禅寺のような食事生活
ストーリーや評判はググってください。
若狭生まれのツトムは9歳の時に京都の禅寺に出されそこで典座(てんぞ)の修行をします。
そこを13歳で抜け出しますが、その時習った精進料理が話のベースとなっています。
年を取り信州で一人暮らしをするツトム。
地元の人に教えられ山菜をとったり、家庭で野菜を育てたりします。
「献立は畑と相談しろ。」
季節季節の作物、ワラビやこぶしなどの山野草を使った精進料理。
そして、おくどで炊くごはん。
一汁一菜、あるいは二菜のお椀に手を合わせ「いただきます」。
また、梅干しのように季節の旬のものを保存し、頂く。
まるで禅寺のような食生活です。
若狭生まれのツトムは9歳の時に京都の禅寺に出されそこで典座(てんぞ)の修行をします。
そこを13歳で抜け出しますが、その時習った精進料理が話のベースとなっています。
年を取り信州で一人暮らしをするツトム。
地元の人に教えられ山菜をとったり、家庭で野菜を育てたりします。
「献立は畑と相談しろ。」
季節季節の作物、ワラビやこぶしなどの山野草を使った精進料理。
そして、おくどで炊くごはん。
一汁一菜、あるいは二菜のお椀に手を合わせ「いただきます」。
また、梅干しのように季節の旬のものを保存し、頂く。
まるで禅寺のような食生活です。
私の普段の生活に通ずるものを感じました
私は今、3食とも自分で作って、自分で食べて、自分で片づけています。
(我が家はもともと2世帯住宅でした。
廊下で行き来できる範囲に玄関も台所も風呂もトイレも2世帯分あります。
その家を有効利用するため、家内とは別々の台所で各々食事を作っています。)
私の献立は、今菜園にあるものを使えないか?からスタートします。
我が家庭菜園は自由奔放にしているので、白菜やダイコンは菜の花を咲かせ盛大に種を落とします。
そして、菜園のあちこちから沢山の小さな白菜やダイコンが顔を出します。
食事のまえには庭に出て、それらの抜き菜をとってきます。
お味噌汁に入れたり、塩で揉んだり、そのままサラダにしたりといただいています。
栽培しているものとしては、サツマイモ、ジャガイモ、玉ねぎ、ブロッコリー、白菜、キャベツ、サトイモなどがあります。
育ち具合を見ながら献立を考えて料理を作る。
(我が家はもともと2世帯住宅でした。
廊下で行き来できる範囲に玄関も台所も風呂もトイレも2世帯分あります。
その家を有効利用するため、家内とは別々の台所で各々食事を作っています。)
私の献立は、今菜園にあるものを使えないか?からスタートします。
我が家庭菜園は自由奔放にしているので、白菜やダイコンは菜の花を咲かせ盛大に種を落とします。
そして、菜園のあちこちから沢山の小さな白菜やダイコンが顔を出します。
食事のまえには庭に出て、それらの抜き菜をとってきます。
お味噌汁に入れたり、塩で揉んだり、そのままサラダにしたりといただいています。
栽培しているものとしては、サツマイモ、ジャガイモ、玉ねぎ、ブロッコリー、白菜、キャベツ、サトイモなどがあります。
育ち具合を見ながら献立を考えて料理を作る。
そして洗濯も掃除も、自分のことは自分でします。
まるで映画の中の生活そのものです。
まるで映画の中の生活そのものです。
きっと会社勤めをしていたらその生活の楽しさが分からなかったでしょう
映画のように、山や畑で採れたものを使って料理をして、頂く生活。
自分のことはじぶんでする。
私はその生活を楽しく感じています。
四季の中で畑で採れるものが移り変わります。
それを見ながら料理を考え、作っていただく。
なんてことない生活ですが、小さな工夫が楽しく思います。
しかし、会社勤めをしているときにはそんな余裕はなかったと思います。
自分で作っていただくより、お金を出して人が作ったものを買う、食べることが当たり前でした。
そんな会社勤めをしているときにこの映画を観ても、「いいな」とは思わなかったでしょう。
田舎でのリタイヤ生活。
平凡な日々の暮らしに感謝です。
私はその生活を楽しく感じています。
四季の中で畑で採れるものが移り変わります。
それを見ながら料理を考え、作っていただく。
なんてことない生活ですが、小さな工夫が楽しく思います。
しかし、会社勤めをしているときにはそんな余裕はなかったと思います。
自分で作っていただくより、お金を出して人が作ったものを買う、食べることが当たり前でした。
そんな会社勤めをしているときにこの映画を観ても、「いいな」とは思わなかったでしょう。
田舎でのリタイヤ生活。
平凡な日々の暮らしに感謝です。
人は一人で生まれて来て、一人で死んでいく
死は避けられないものです。
この映画のもう一つのテーマだと思います。
自然の中で、自然の恵みを頂く静謐な生活を過ごしながら、少しずつ死に近づいていく。
それをどうやって受け入れていくのか。
これもまた、実感できる年代になってきました。
この映画のもう一つのテーマだと思います。
自然の中で、自然の恵みを頂く静謐な生活を過ごしながら、少しずつ死に近づいていく。
それをどうやって受け入れていくのか。
これもまた、実感できる年代になってきました。
お腹の出たジュリー
沢田研二もいい年をとっています。
だれだっていつまでも若くいられるわけではありません。
年を取り、死んでいく。
自分なりのスタイルで老いていきたいものです。
そして、死の瞬間まで食を、生を楽しみたいと思います。
だれだっていつまでも若くいられるわけではありません。
年を取り、死んでいく。
自分なりのスタイルで老いていきたいものです。
そして、死の瞬間まで食を、生を楽しみたいと思います。
コメント
大人になると歳をとりたくない!歳をとるのは寂しい!と思っていました。
春夏秋冬があってその季節毎に良さがあるように感じられるように、歳を重ねその歳でしか味わえない良さがあるのだと先の「普通列車の旅…」この「土を食らう…」のブログを拝見して思いました。
しかしそれは、その歳、その歳を一生懸命に生きた者でなければ味わえないとも思います。
歳を重ねることは楽しい、寂しくない、怖くない!と思えるよう今からでも遅くないと肝に銘じ日々精進したいと思いました。
コメントをありがとうございます。
私は、「土を喰らう12ケ月」のツトムのように自分のことは食事も洗濯も掃除も身の回りのことを自分で始末できる生活が基本だと思い、晴耕雨読の生活を送っています。
加えて、ときどき旅。
人は人に会うために生まれてきた、と思っています。
リタイヤ生活者には阿る相手はいません。自分がこの人、と思った人と過ごす時間は輝いています。
そして、いくつになっても新しい経験を積むことは楽しいものです。
地に足を付けた晴耕雨読の生活を基本としながら、ときどき旅をし人に会い、新しい経験をしていきたいと思っています。
人生はじけてなんぼ。
小さく老け込んでたまるか。
これからもお付き合い、よろしくお願いします。