奈良大和の旅 女人高野の室生寺から花のお寺の長谷寺へ


10年以上前、どうした機会があったのか室生寺に行ったことがあります。
いい印象があったのでしょう、もう一度行ってみたいとの思いがありました。
今回、再訪を果たすことができました。

更に、近くにある花のお寺で有名な長谷寺も回ることができました。

近鉄の室生口大野駅からバスで室生寺まで 

奈良市や大阪市から室生寺に行くには近鉄を使います。


市街地を抜け、山の緑が車窓いっぱいになってきた頃、室生口大野駅に到着。

駅前に室生寺行き(実際の行先は「室生龍穴神社行き」)のバス停があります。
1時間に1本の運行です。
更に12時台の運行はないので、事前にバスの時刻を確認しておくと安心です。

10分ほどバスに揺られると「室生寺前」に到着です。
沿道の食堂や土産店が並んでいます。
朝の10時ごろだったからでしょうかまだ開店前のようです。

ぶらぶらと歩いていると開いているお店がありました。
なかから「よもぎ入り回転焼き。食べながら行かんかね?」と声がかかります。



よもぎを混ぜ込んだ草餅はよくあります。


ここは、よもぎとあんこを挟んだ回転焼きです。
1個100円。




お行儀は悪いですが、アツアツの回転焼きを手に進みました。

太鼓橋を渡って室生寺へ

川の向こう側が室生寺です。
室生寺に行くには太鼓橋を渡ります。



室生寺の建物は赤く塗られているものが多いようです。
山門も朱色です。









苔むした石段。
この先に金堂、本堂、五重塔、奥の院があります。









室生寺は五重塔も朱色。
周りの緑との対比で朱色の建物が際立ちます。
山の緑の中にすくっと静かに立つ五重塔を見たくてまた来たのだと思います。

奥の院へは長い急な石段


5重の塔の横からまだ奥に続く道があります。
奥の院があるようです。
進んで行くと長い急な石段が目の前に現れます。
上の方を見上げると建物が見えています。

息を切らしながら上ります。









奥の院です。




奥の院から、今のぼってきた石段を見ることができます。
なかなかのもんです。



朱色の建物、苔むした石塔、山の緑。
来訪者も少なく静かに境内を見て回ることができる室生寺。
再訪してよかったと改めて思いました。

近鉄で二駅の長谷寺

花のお寺で有名な長谷寺が近鉄で二駅と近くです。
近鉄長谷寺駅から徒歩で約20分。
長谷寺へ向かう人や車を間を、汗をぬぐいながら向かいます。
近くにあるお寺ですが、室生寺と長谷寺は全く雰囲気の違うお寺でした。
室生寺は参拝客はまばらでした。
ここ長谷寺はヒト、ひと人でした。



石段にアジサイの鉢を並べています。
その間に入って写真を撮る人で一杯です。


本堂です。

本堂の欄干の前から望遠レンズでご本尊をパチリ。
いいお顔のご本尊さんでした。

あまりの人の多さに早々に退散しました。


奈良大和の室生寺と長谷寺。
全く違う性質のお寺を周りました。
私は、静かな室生寺の方が性に合うように思います。









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