五島列島の旅 食編「まるで竜宮城」


5月の1週間、五島列島を旅してきました。
旅を振り返ると食、教会、福江城、鐙瀬ビジターセンターを真っ先に思い出します。
何回かに分けてブログにあげて行こうと思っています。

まずは五島の”食”を取り上げることにします。


新鮮な魚介類の宝庫 五島列島

福江港のすぐ近くにある魚市場。
沢山の新鮮な魚介類が揚がっています。

どこに行っても魚介類は新鮮でおいしかったですね。
一つ一つの店を紹介していくととても長くなります。
五島の旅で一番印象に残っている「民宿 えび屋」を紹介したいと思います。








民宿 えび屋【公式サイト】 (goto-ebiya.com)

上五島の若松島にある民宿です。
料理がおいしく、予約がとりにくいことでも有名です。
私も1月に電話をした時には満室でしたが、その後、何度かトライしてやっと予約を取ることができました。
えび屋の夕食で登場した食材を見れば、五島列島の魚介類の豊富なことが分かります。
私はここの料理がいたく気に入りました。
えび屋の夕食、朝食を紹介します。

学生時代以来、だからもう50年(あと数年)近い友人との旅でした。
いまから始まる夕餉に胸弾ませながら乾杯!



お刺身の盛り合わせです。
きびなごのお造りは珍しいですね。

旅先で新鮮な魚介類に出会うことはよくあります。
でも、刺身が小さい。
刺身は食味だけでなく食感でも味わいたいものです。
ここの刺身は新鮮で切れが大きく、「旨い刺身を食った」感動がありました。

伊勢海老のお刺身。
これも大きく切っています。

こりこりした食感と噛むほどに口の中に広がる旨味を堪能しました。
雲丹です。
5月6日からウニ漁が解禁になっていました。
地元のテレビニュースで干潮時に潮干狩りのようにウニを拾っている風景が写っていましたが、女将さんに言わせると「そんなに簡単には捕れません。最近はウニ漁をする人も少なくなりました。」とのことでした。

ふわっとした食感と濃厚なウニの風味が口いっぱいに広がります。

タイの兜煮。
私はタイの料理法の中でも荒煮、兜煮がお気に入りです。
そんな私でもこれほど大きなタイの兜を見たことがありません。

醤油をつかわず潮汁で仕立てていました。



美味しい料理だとお酒も進みます。
八海山をなみなみに注いでくれました。

これでもかと旨い魚介類にきりっと冷えた切れのいい冷酒。
これぞ竜宮城です。




ここで紹介した以外にもたくさんのお料理が並んでいました。
まるで竜宮城の夢見心地のようです。
夕食では食べきることができず、翌朝に出してもらったものもありました。


五島牛のすき焼き。
夕食ですき焼きまでいかず、朝食ですき焼きを頂きました。







これも夕食で食べることができず朝食の味噌汁にしてもらいました。









きびなごの漬けです。
きびなごの漬けのお茶漬けです。

五島列島の中でも上五島のここ若松島で食べられているそうです。







いかがですか?
私は大満足でした。
えび屋の他の料理屋さんでいただいた料理もおいしいものでした。
そのなかでもえび屋はとても印象に残りました。
えび屋は半年先までもう予約が入っているそうです。
五島列島に行く機会があれば、早めに予約をして上五島のえび屋の食事を楽しんでください。














おまけ「げそ天」

えび屋ではありません。
福江市内の石松でいただいたげそ天です。
私は今までこんな立派なげそ天を食べたことがありませんでした。
げそとは烏賊の足です。
その足が大きいのです。
だから食べ応えがありました





福江市の魚市場には立派な烏賊が揚がっていました。
こんな立派な烏賊はなかなか見ることがありません。
だからげそ天も食べ応えがあるんですね。

五島列島は竜宮城。
驚くような食材に出会うことができます。




 

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