新緑の伊尾木洞

 

シダ群落が見事な伊尾木洞。
GWにはイベントもあり、沢山の人出が予想されます。
GW直前にふらっと訪問しました。





伊尾木洞

伊尾木洞 (akikanko.or.jp)

高知市から国道55号線で1時間半ほどのところにある安芸市。
国道のすぐ北側に伊尾木洞があります。
GWの5月4日5日にはあなごう(地元の人は伊尾木洞を”あなごう”と言います)まつりが開催されます。
地元産品の販売や、ガイドによる説明会もあるようです。
沢山の人出がありそうなので、リタイア生活者の特権 GW前の平日にふらっと訪問しました。

新緑の伊尾木洞を散策

NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」効果で駐車場が広くなりました。
今までの国道の南側だけでなく北側にもたくさん車を停めることができるようになりました。
でも、お手洗いは国道の南側の駐車場にしかありませんのでご注意ください。



駐車場から数10ⅿのところに伊尾木洞入り口の看板があります。








海岸からの平地に続きいきなりの崖です。
その崖に洞があります。
この洞窟は周辺が海だった頃、波の浸食により出来た天然の海食洞で、高さは約5m、幅は約4mで全長は約40mほどです。

さ、洞の入り口です。

マムシがいるのでサンダル履きはNGです。
私はしっかり準備をしていきました。
公民館で長靴を貸してくれるようになったようです。
でも、準備をしていくに限ります。

洞窟の中と言っても歩道がしっかりしています。








コウモリが棲んでいるため洞窟の中に照明はありません。
前後から射す光を頼りに進んで行くと洞窟の出口が見えてきます。
洞窟を抜けると緑に覆われた絶壁です。
よくも見事な垂直に侵食したものだと驚きます。
そしてその壁にうっすら緑のコケ、シダが繁殖しています。





渓谷を少し進んだところから振り返ると洞窟がこのように見えます。








橋を渡って狭い道を進んで行きます。









滝が見えてきました。

手前の倒木もいい具合に朽ち果てて新しい命の土台となっています。






山道のすぐわきの立ち木の幹をふと見ると苔の間を這うカンタロウミミズがいました。
以前は、雨上がりに道路に出て来て車に敷かれている姿を見たものです。
最近はカンタロウそのものをめったに見ることはありません。
そして、木に登る姿を初めて見ました。



谷筋から離れ高度を上げていきます。
その間にも優しい新緑が至る所にあります。
白い花も咲いています。







上の集落に着くとかかしたちがお出迎えしてくれました。
そして、集落を出るときにもかかしたちが見送ってくれました。

右に映っているのは良心市です。
無農薬のはっさくが1個100円。
3個、買ってきました。




例年、GWは大勢の人出で賑わいます。
今年はコロナも収まり、更に円安で海外旅行者が沢山来日しています。
どこの観光地もGWは大変な賑わいだと思います。
リタイア生活者は世の中がにぎやかな時を避けて楽しむことができます。

駐車場に下る道の途中でビワを見かけました。
もうすぐビワの季節です。
季節の移ろいをのんびりと楽しんで行きたいと思っています。






























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