神武天皇御陵、樫原神宮、瑞鶴の碑

 

竜が岳の帰りに橿原市に寄り道しました。
橿原神宮前でレンタサイクルを借りました。
今日は橿原神宮前をスタートし、明日香村の遺跡を周ります。
電動サイクルを勧めてくれましたが、竜ヶ岳の筋肉痛を癒す意味で負荷をかけるため人力自転車を選択しました。




初代天皇・神武天皇御陵

私は皇族の歴史に詳しくはありません。
ウィキペディアなどによると日向から東征し大和地方を平定し、橿原の地で初代天皇に即位したとのことです。
即位した日は紀元前660年2月11日。
この後、訪れる明日香村では聖徳太子や蘇我入鹿などの話が出てきます。
聖徳太子が生まれたのが574年。
随分と時代が違います。


神武天皇御陵は大きな看板は出ていません。
交通量の多い県道脇にこのような表示があるのみです。
今回は2回目の訪問です。
最初の訪問ではなかなか気づかなかったことを思い出します。

ここに自転車を置き、歩いてお参りします。




うっそうとした森の中に参道が続いています。

5分ほど参道を進むと御陵が現れました。

鳥居が重なっていて、奥行きを感じさせます。
最初の鳥居から見ると奥に鳥居とその先の森が見えます。
横から見るとその奥行きがよくわかります。

参道を含めこれだけの広さに砂を敷き、草一本生やさない管理はさぞ大変だと思います。
前回、訪問した時には地方から来た奉仕団の方がお仕事をされていました。
そうした方を含め多くの方が携わっていることと思います。



樫原神宮

神武天皇御陵のすぐ横に橿原神宮があります。
参道はやはりうっそうとした林の間をゆっくり曲がっています。


神門です。

本殿です。
本殿の横の絵馬。
今年の卯が大きく描かれています。


神前で誓いを立てているカップルがいました。

夢と希望を持ったお二人に幸あらんことを願っています。






瑞鶴の碑

橿原神宮に瑞鶴の碑があります。
私は橿原神宮をお参りするのは今回が2回目です。
最初にお参りした帰り道に瑞鶴の碑を見つけた時には驚きました。
今回の訪問の目的の一つです。

第2次世界大戦での日本海軍の空母・瑞鶴。




朝の10時ごろに訪問しました。
足下の砂はきれいに掃き清められ落ち葉の一つ、雑草の一本もありません。
大海原を表しているのでしょうか砂で水平線、波頭を描いています。
こうしてお世話をしてくれていることに頭が下がる思いです。

併せて第十三期 海軍甲種飛行予科練習生戦没者の碑もあります。
多くの若者が命を亡くした先の大戦を悔しく思います。

高知にも掩体など戦時中の遺跡が残っています。

1945年8月15日から今年で78年。

日常生活に追われる日々ですが、時には過去を意識することが大切だと思います。














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