今朝(5月8日)の高知新聞に木造掩体の記事が掲載されました
5月8日の高知新聞に「県内初 木造掩体の写真」の記事が掲載されました。
掩体とは「軍用機を敵の攻撃から守るための格納庫」です。
4月28日に前浜掩体群を観に行きました。
そのことを次のブログにあげいます。
https://taichanretiredlife.blogspot.com/2022/04/blog-post_28.html
また、戦争遺跡の一つのトーチカを観に行ったことを次のブログにあげいてます。
https://taichanretiredlife.blogspot.com/2022/05/blog-post.html
興味のある方はこちらもご覧ください。
木造掩体の写真は終戦翌年に撮影か
高知新聞から引用します。
太平洋戦争時に南国市前浜で造られた軍用機の格納庫、掩体(えんたい)のうち、戦後取り壊された木造の掩体を撮影した写真がこのほど、同市内で見つかった。現存する掩体7基はいずれもコンクリート製で、市生涯学習課などによると、木造掩体の写真が高知県内で確認されたのは初めて。全国的にも数例しかないといい、専門家は「精巧に造られた木造掩体の姿を今に伝える貴重な史料」と驚いている。
発見したのは、本県出身の元海軍航空隊員、故赤松貞明さんの記念館開設に取り組んでいる準備会の代表、福井正洋さん(40)=高知市。南国市で掩体の保存や清掃にも携わっており、3月下旬に活動の一環で地元の高齢男性を訪ねた際、写真を提供された。
写真には男性の母親(故人)が書き添えたとみられる「高等2年」「木造えんたいにて」との文字も。母親は「大湊史談」(発行年不明)に寄せた手記で写真に触れており、1946年3月に地元の尋常小学校(国民学校)高等科の卒業生を撮影したものと記している。撮影場所の詳しい記述はなく、同課も写真からは木造掩体が存在した地点は分からないという。
戦争遺跡保存全国ネットワーク共同代表を務める高知市の平和資料館「草の家」副館長、出原恵三さん(66)は「終戦を機に、写真を含む軍関係資料はほぼ焼却処分されたため、木造掩体の実態はほとんど分かっていなかった」。前面上部には迷彩も施されていると指摘し、「ここまで鮮明な姿を写した写真が見つかった意義は大きい」と話している。(海路佳孝) 高知新聞からの引用は以上
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