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山北ミカンの収穫を手伝ってきました

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  みかんのおいし季節となってきました。 高知のミカンと言えば昔から「山北ミカン」。 友人のミカン農家の収穫を手伝ってきました。 高知の山北ミカン 温州ミカンの産地では和歌山県、静岡県、愛媛県などが有名です。 [みかん/温州みかん/ミカン] 産地 (都道府県) | 総合ランキング(生産量・収穫量) 気候(気温/降水量等) | ジャパンクロップス (japancrops.com) いずれの地も温暖な気候です。 我が高知県も温暖な気候です。 そして、高知県でもおいしいミカンが栽培されています。 とくに「山北ミカン」は高知県のJAのブランドとなっています。 山北みかん - 【公式】JA高知県 |県産品の通販も (ja-kochi.or.jp) 山北は高知県の中央にある香南市(私の住んでいる市)の香我美町にあります。 私の友人の山北ミカン農家から「手伝って」と応援依頼がありました 「ミカンの収穫時期になったけど、人手が足りない。手伝って。」 友人から応援依頼がありました。 体の動かし始めには「どっこいしょ」「おうの痛い」と声が出るお年頃ですが、まだ、世の中のお役に立てるとは、嬉しいじゃないですか。 みかん山にはみかんがたわわに実っています 山北の山から三宝山や太平洋を見ることができます。 ミカン農家が多く、どの山もみかんが実っています。 「これはたまるか」と思うほど、たわわに実っています。 夏の間に人為的に実を落としたり、木自身が実を落とすそうですが、それでもこれだけ実をつけています。 ミカンの収穫は2度切り さぁ、収穫です。 たわわに実ったみかんを収穫します。 枝から切り離します。 その時、葉っぱは木に残すように気を付けます。 実についている枝を短く切ります。 切り枝が指先に触らないくらいに切ります。 みかん同士が接触した時、お互いに傷つけないようにするためです。 ミカンの収穫はこの2度切りが基本です。 一日お山でミカンを収穫すると心地よい疲れ 11月末にしては暖かい日でした。 ミカンの収穫は息が上がったり、汗びっしょりすることはありません。 傾斜地に立ち、腰をかがめたり背伸びをしての収穫は内転筋や膝・腰に負担がかかります。 じわーっと堪えてきます。 一日の収穫を終えると、心地よい疲れが残っています。 帰宅後、風呂に浸かって体をいたわり、飲むビールが旨い。 私の友人は高井

沢田研二主演の「土を食らう12ケ月」を観てきました

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沢田犬種主演の話題作「土を喰らう12ケ月」を観てきました。 映画『土を喰らう十二ヵ月』|大ヒット上映中 (tsuchiwokurau12.jp) 畑や山野からの恵みを感謝しながらいただく毎日。 会社勤めをしているときに観ても、ぴんと来なかったと思います。 リタイヤして家庭菜園からの作物を頂く日々を送っている今、自分の生活も悪くない、と思って見ることができました。   上映館はあたご劇場 高知での上映館はシネコンではなくあたご劇場です。 高知市の繁華街・帯屋町から北に徒歩で約10分。 あたご病院の裏手にあります。 いつもは人もまばらですが、今日は入り口に沢山(?)の人がいます。 沢田研二の力でしょうか? 入り口にポスターが貼られています。 1階の扉です。 「冬場は2階席が比較的暖かいです」と誘ってくれます。 私はあたご劇場ではいつも2階席から見るようにしています。 2階席からみた一階席とスクリーンです。 禅寺のような食事生活 ストーリーや評判はググってください。 若狭生まれのツトムは9歳の時に京都の禅寺に出されそこで典座(てんぞ)の修行をします。 そこを13歳で抜け出しますが、その時習った精進料理が話のベースとなっています。 年を取り信州で一人暮らしをするツトム。 地元の人に教えられ山菜をとったり、家庭で野菜を育てたりします。 「献立は畑と相談しろ。」 季節季節の作物、ワラビやこぶしなどの山野草を使った精進料理。 そして、おくどで炊くごはん。 一汁一菜、あるいは二菜のお椀に手を合わせ「いただきます」。 また、梅干しのように季節の旬のものを保存し、頂く。 まるで禅寺のような食生活です。 私の普段の生活に通ずるものを感じました 私は今、3食とも自分で作って、自分で食べて、自分で片づけています。 (我が家はもともと2世帯住宅でした。 廊下で行き来できる範囲に玄関も台所も風呂もトイレも2世帯分あります。 その家を有効利用するため、家内とは別々の台所で各々食事を作っています。) 私の献立は、今菜園にあるものを使えないか?からスタートします。 我が家庭菜園は自由奔放にしているので、白菜やダイコンは菜の花を咲かせ盛大に種を落とします。 そして、菜園のあちこちから沢山の小さな白菜やダイコンが顔を出します。 食事のまえには庭に出て、それらの抜き菜をとってきます。 お味噌汁に入れたり、塩

我が家のゆずを収穫しました

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  我が家には柚子の木が一本あります。 黄色く色づいてきたので、収穫しました。 柚子の収穫は生傷が絶えません 木の上の方に沢山実をつけています。 脚立や塀を使って体を伸ばします。 柚子の枝にはたくさんのとげがあります。 「あいたたた」と声を上げつつ、一つ一つ収穫していきます。 その作業を我が家のモカがけだるそうに見守ってくれます。 ネコはひだまりがよく似合います。 今年の収穫はこれだけです。 コンテナに半分。 沢山取れるときには、一本の柚子の木からコンテナ2個か3個ほどの収穫がありました。 今年は裏年で、どこもあまり実をつけていないようです。 裏年、生り年 果実の収量は年によって大きく変わります。 面白いことに年間の収量は一本の木だけでなくその地域全体で同じように増減します。 全体に少ない時を裏年、多い年を生り年と言います。 今年はゆずは裏年でした。 でも、書きは生り年でした。 土の柿の木もたわわに実をつけ枝がたわんでいます。 どうやって息を合わせているんだろうと不思議に思います。 ついでにサトイモも収穫しました 三つ葉がたくさん生えている中にポツンとサトイモが育っていました。 昨年、取り損ねた子芋が成長したものです。 豚汁をしたいと思っていたので、サトイモも収穫しました。 根元にスコップを入れて、掘り起こします。 小さな子芋が沢山まぶりついています。 遮光器土偶は、縄文人がサトイモを見てイメージしたものだと言われると「なるほど、そうかしら?」と思ってしまいます。 2021年私の一冊は「土偶を読む」を挙げたいと思います (taichanretiredlife.blogspot.com) リタイヤして2年半。 雑草で覆われていた畑の草を引き、なんとか家庭菜園らしくなってきました。 思わぬものまで収穫できる楽しみもあります。 そして、次はどんなものを植えよう、育てようという気になってきます。 都会ではできない田舎暮らしもいいものです。

普通列車の旅もいいもんだ 糸魚川から名古屋の手前まで日本横断の普通列車の旅を楽しんできました

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日本海側の糸魚川駅から太平洋側の名古屋の手前の勝川駅まで普通列車を乗り継ぎ、旅をしてきました。 言わば日本列島横断。 会社勤めをしている頃には考えもしなかった普通列車での日本列島横断の旅は、気軽で快適でした。  日本横断普通列車の旅 日本海の糸魚川駅から太平洋側の名古屋の少し手前の勝川駅まで普通列車でのんびりと旅を楽しんできました。 (白地図の赤い線です) 急ぐわけではなく途中で松本駅、塩尻駅、奈良井駅で途中下車して散策。 リタイヤして、時間の余裕ができるとこうしたのんびりした旅が楽しくなります。 大糸線で糸魚川から松本まで 大糸線(おおいとせん)は、長野県 松本市の松本駅から新潟県 糸魚川市の糸魚川駅に至る鉄道路線です。 まずは日本海に面した糸魚川駅から南小谷駅まで移動します。 糸魚川駅のホームには一両のディーゼル車が待ってくれていました。 糸魚川を10時31分に出発し、11時35分に南小谷駅。1時間4分の旅です。 列車が動き始めると、早速ビールです。 今日は先が長いのでこの一本です。 海沿いの糸魚川駅から標高513ⅿの南小谷駅まで高度差500ⅿ。ディーゼルエンジンをうならせながら登っていきます。 そんなディーゼルエンジンの頑張りもどこ吹く風で、沿線の山は紅葉し、見事な景色です。 南小谷駅はディーゼル区間と電化区間の境にあります 蛍光灯を反射して読みにくい写真です。 糸魚川方面のディーゼル区間と松本方面の電化区間のちょうど境にあります。 電車と気動車が並んで停車する駅です。 ディーゼル列車です。 ホームを挟んで電車です。 同じ駅で両方式の列車を見ることができるのは珍しいですね。 南小谷駅を12時3分に出発し、松本駅には14時2分着 1時間59分の旅です 標高も高くなり、寒くなってきました。 右手に白馬が見えてきます。 ゲレンデの上の方は積雪も多そうですが、下の方は草が見えています。 スキーにはまだ少し早そうです。 松本で途中下車。 松本城まで徒歩で10分ほど。 松本城は山城ではありません。 町の中に2重のお堀に囲まれて形の良い天守閣がそびえています。 松本からは篠ノ井線で塩尻まで 松本駅を15時55分に出発するとたった15分の16時10分に塩尻駅に着きます。 先を急ぐ旅でもなく、今日はここまでです。 塩尻には平出遺跡があります。 平出遺跡 | 塩尻市観光協会 (t

上方落語の繁昌亭でたっぷり2時間半 上方落語・演芸を楽しみました

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大阪の落語の定席・天満天神繁昌亭に行ってきました。 戦後60年ぶりに復活を遂げた上方落語唯一の定席「天満天神繁昌亭」 東京には落語の定席、つまり、毎日落語を聞くことのできる寄席がいくつかあります。 例えば、上野の鈴本演芸場、浅草の浅草演芸ホール、新宿の末広亭などです。 この中で、上野の鈴本演芸場によく行きます。 一方、上方落語の大阪には落語の定席がながらくありませんでした。 2006年9月、戦後60年ぶりに復活を遂げた上方落語唯一の定席が「天満天神繁昌亭」です。  (この当たりの経緯は繁昌亭HPに紹介されています) 天満天神繁昌亭|上方落語専門の定席 (hanjotei.jp) 前から行きたかった天満天神繁昌亭 誕生以来16年も経っているんですね。 2006年と言えば私が50才前で、会社勤めをしていました。 休みをやりくりして旅行を計画するとなぜか大阪はすぽっと抜けていました。 そんなことで大阪の繁昌亭に行きたい気はありながら、訪れることができませんでした。 リタイヤして2年半。 今回、一人旅の途中で大阪で一泊することになり、この機会に行ってみようとなりました。 繁昌亭は南森町にあります 大阪はあまり詳しくありません。 行ったとしても梅田周辺か大阪市立美術館のある当たりです。 繁昌亭は南森町にあります。 南森町はまだ行ったことがありません。 調べて見ると谷町線で東梅田から一駅で南森町です。 東梅田も地下街で梅田とつながっています。 なんだ、近いじゃない。 繁昌亭は南森町の駅から徒歩3分 谷町線の南森町で降り、地上に出てこの方向だ、と思いながら歩き始めました。 アーケードに入ると、ありました、繁昌亭への誘導看板がありました。 その看板の角を曲がるとそのすぐ先に沢山の提灯で飾られた建物が目に入りました。 その派手な建物が繁昌亭でした。 窓口で当日券を購入。 全席指定です。 残りの座席があまりありませんでした。 行くのなら、事前にチケットを購入しておいた方が無難ですね。 建物も高座もきれい 繁昌亭がスタートして16年です。 建物も高座も新築のようでした。 私の席は「き 10番」でした。 縦横ともにほぼ中央の席です。 高座との距離感も丁度でした 2時間半 たっぷりと上方落語、演芸を楽しめました 18時開演。 仲入りまで4人の落語家が高座を務めます。 テレビでおなじみの桂吉弥

皆既月食を楽しみました

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  11月9日の夕、東の空に上ってきた満月です。 この日は月食ということで、カメラを構えて楽しみました。 三宝山の上に上ったお月さまを裏庭にカメラを構えていざ、観察です 機材はCANON R6です。 レンズはRF100-400mm F5.6-8 IS USM。 長いレンズがいいので、クロップしています。 暗いレンズですが、ISO感度を上げることで補います。 マニュアル撮影でシャッタースピードは200分の1,絞りはF13です。 ISO感度は500からスタートし、月食の進行とともに感度を上げていきました。 月食の進行 ほとんど地球の影に入ったお月さまを感度を上げて撮影 肉眼ではほぼ真っ暗のお月さまですが、ISO感度を102、400まで目一杯上げて撮影すると暗い夜空から”玉”が浮かび上がってきました。 秋の夕、寒さを忘れて天体ショーを楽しむことができました。