桜とカツオと人生の扉
春もたけなわ、新鮮な上りカツオが出るようになりました。
今年も我が家の裏庭で花見をすることができました
開花から満開、葉桜まで約1ケ月間です。
毎晩、マイ桜を独り占めした花見を楽しんでいます。
その一ケ月でも食べるものも変わってきます
最初の一輪の頃はまだ、カツオも姿を見せません。
満開から少し進み桜が散りだすころになると上りカツオがいい季節になります。
この日はいいカツオを手にすることができました。
新鮮なカツオのこの香り!
やっぱりうまい!
刺身のカツオをビール、純米酒と一緒に味わうことのできる幸せ。
この季節の楽しみです。
今年も、こうして我が家の桜で花見をすることができました。
後、何年、この楽しみを続けることができるのでしょう。
桜が散り始めると、ふと、そんなことを考えてしまいます。
人生の扉
友人から竹内まりあの「人生の扉」という曲を教えてもらいました。
https://m.youtube.com/watch?v=smDCdceVtIc
今年は、この「人生の扉」をスマホで聞きながら、花見をしています。
人生は10代の扉、20代の扉と各年代の扉を開いてきたようなもの、
あっという間の50才代の私の前には60才、70才、80才、さらに90才の扉が待っている。
この歌の中に次のフレーズがあります。
「陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら」
「陽気にはしゃいでいた幼い日」とは私の人生を振り返っても思い当たる気がします。
「五十路を越えた私」ということですから歌の中の私は50才代でしょう。
「満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ」
私は、毎年、我が家の桜の下の定位置から桜を見上げています。
そして「また、今年もこの桜で花見をすることができた。
これから一体、何度、この桜の下で花見をすることができるだろう」と思って春を過ごしています。
「信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら」
本当にそうですね。
あっという間に60才代になりました。
自分が60才になるとは、10代、20代のころには思いもよらなかったことです。
私がまだ30才代か40才だったころ、賀来千香子さんが登場していた思いますが「50才代は人生の収穫期」の広告コピーを聞いて、不思議に思ったのはとんと昔。
今では、納得もできるし、60才代も悪くないと、思えるようになりました。
今までの人生を振り返ればいいこともあったし、嫌なこともありました。
そんなことがあっての今の私がいます。
これからも季節の移ろい、年を取ることによっての体、心の変化、そして世の中の移ろいを楽しみながら次はどんな人生の扉が待っているのか楽しみにしたいと思います。
70才代の扉の向こうにはどんな人生が待っているのでしょう。
80才代の扉を開いてみたいですね。
90才代の扉はよほど幸運でないと開くことができるないかもしれません。
もうすっかりあたりが暗くなり、桜の下から引き揚げようとすると足元には桜の小径ができていました。
次の人生の扉に続く人生の小径のようです。
これからまだまだ続く長い旅路です。
「長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ」
どんな「何か」があるか楽しみにしたいと思います。
歌詞は検索してください。
沢山のサイトがヒットします。
例えば 人生の扉 歌詞「竹内まりや」ふりがな付|歌詞検索サイト【UtaTen】
和訳付きなら 竹内まりや「人生の扉」 英語の和訳付 | Shou-Nan PAPs Blog (ameblo.jp)
などがあります。
コメント