ウクライナに平和と自由を!

 

2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻が始まりました。

圧倒的な軍事力の差を前に首都キエフが数日のうちに陥落するとの見方もありました。

実際は、3週間が経ってもキエフは首都としての存在を毅然と誇示し、ウクライナの人々の闘志も旺盛です。

ゼレンスキー大統領の危機のリーダーとしての気概、振る舞いはウクライナの人々を鼓舞しています。

ロシアにとってウクライナの人々の抵抗の強さは予想外のものだったようです。

しかし、ウクライナの人々が善戦しているとはいっても、ロシア軍の民間施設への攻撃でたくさんの市民が傷つき、今も命を落としています。

日々、目を疑うような映像が報道されています。

一時も早い停戦を、そして終戦を願うばかりです。


ロシア軍の民間施設への攻撃、耳を疑うようなプロパガンダ

ロシア軍の民間施設への攻撃が常態化しています。

昨日は民間人の避難施設への攻撃が行われ、大勢の市民が亡くなりました。

信じられない行為です。

民間人への攻撃を非難されるとロシアは「ウクライナ軍の自作、捏造だ」と言い出す始末です。

他国の領土の独立を承認し、安全保障条約を締結するというプーチン大統領だけでなく、ロシア外相の「ロシアは攻撃していない」との発言にはあきれるばかりです。

国にはそれぞれ事情があり、言いたいことがあることを理解します。

自分の主張を正々堂々と言えばいいのに、なぜ、事実と異なることを言わなければならないのか。

更に自国民に対するプロパガンダ。

言論統制だけにとどまらず、ロシア国内の学校で「ウクライナの人々の幸せ、解放のためにロシアは戦っている。もちろん、学校や病院などは攻撃をしていない。」との洗脳は恐ろしいものです。

原子力施設への攻撃と言い、民間施設への攻撃といいとても信じられない蛮行です。

とても21世紀の出来事とは思えません。

ロシアは冷静になり、撤退し、終戦に向かってほしいと思います。


何のために戦うのか

もうずいぶん昔、ある講演で「もし、異国が攻めてきたら戦うか?戦うとしたら何のために戦うか?」との話を聞いたことがあります。

講演では「生命、財産のためであれば、戦わないという選択肢もある。戦えば、命を落とす人も出てくるし、都市は破壊され個人も財産を失うことになる。」と続きました。

今、ウクライナで起こっていることはまさにその通りで大勢の人がなくなり、美しかった町は破壊され、自宅など個人の財産も大きく毀損しています。

「生命と財産を守るためなら戦わない」という選択もあるわけです。

講演では「アメリカの場合、世界の自由のために戦う。だから、世界の警察官と言われるような役割を果たしている。」と続きました。

ウクライナでは、はっきり「自由のために戦う」と自国防衛に立ち向かっています。


ウクライナの人々の「自由のために戦う」

ウクライナ軍の意気は軒高です。

軍だけでなく一般市民が防衛隊に入り武器を手に取っています。

家族と離れ自国にとどまり、戦う道を選ぶウクライナ人の多いことに正直に驚き、敬意を感じます。

自由の尊さ、大切さを知っていて、自分たちで守らなければならないという思いの強さはウクライナの歴史が関係しているようです。

一度、自由を手放せばどんな世界が待っているか、今までどんな仕打ちを受けてきたか、そんな世界に戻りたくない、子供たちにそんな世界を残したくない、自由と取り戻すためにはどれだけの血を流さなければならないか、という思いなのでしょう。


ウクライナの人々に一時も早い平和を!

停戦交渉ではロシア側に変化が出ているようです。

ウクライナの人々の命を懸けた抵抗がじわじわとロシア側に焦りを生じさせているのでしょう。


戦争はお互いが傷つきます
一時も早い停戦、終戦を望みます


ウクライナの町並みは美しい建物が並び魅力的です。

悲しいことですが、ウクライナの美しい街並みを今回の戦争のニュースで知ることになりました。

ウクライナが主権を守り、平和を勝ち取り、自由を守り通すことを信じています。

戦後のウクライナの復興を応援するために日本からできることはしたいと思います。

できれば訪れてみたいと思っています。


とにかくこれ以上、悲劇、被害が拡大しないよう一時も早い停戦を願います


3月20日追記

友人からゼレンスキー大統領が歌う「エンドレス・ラブ」の紹介がありました。


ウクライナの皆さんが飛んでくるミサイル、銃弾を気にすることなく家族で暮らすことができる日が一時も早く訪れることを願っています。

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