2週続けて大心劇場に行ってきました。

高知県東部の安田川にポツンと佇む映画館・大心劇場。

館主はシンガーソングライターの豆電球こと小松さん。

懐かしい映画がかかるのでたまに行っています。

今回は、2週続けて行ってきました。




12月5日は、「アラウンド四万十」と豆電球さんのコンサート

高校の同期生の二人と大心劇場に行ってきました。

映画と豆電球さんのコンサートをたっぷりと楽しんできました。

私の町のスーパーマーケットの駐車場で待ち合わせ。

同期生二人は私より先に着いていました。

二人は高校時代にもあまり話をしたことがなく、高校卒業してもう40数年が経ち、お互いにわかるだろうか?と心配していましたが、私が着いたときにはにこやかに談笑していました。グッドです。

大心劇場まで1時間余りのドライブです。一人で行くときには、長く感じる距離です。

昨日は、高校を卒業してから今に至る自己紹介を兼ねた話題であっという間でした。


12時半の上映開始前に劇場の方に移動。

大心劇場をバックに豆電球さんを挟んで記念写真をパチリ。

まさか40数年後、このメンバーで遠く安田川のほとりの映画館の前で記念写真を撮るとは、高校時代には思いもよらなかった一枚です。

皆さん、人生のいい味を出しています。



この日は、バスを仕立てて来場した団体さんもいて、場内は今まで私が見たことがないようなお客の入りでした。


この日の映画は、高知県東部の幡多(中村市、現在の四万十市)を舞台にした「アラウンド四万十」。

中村市の赤鉄橋や一条神社も出てきました。

同期生二人は共に幡多出身であり、懐かしい場所が写っていたようです。

上映後は、プロデューサーや重要な役で登場した大ちゃんの舞台挨拶がありました。






映画の後は豆電球さんのコンサートがありました。

いつもは、上映前に2・3曲歌うくらいですが、今日はコンサートですので、たっぷりと歌ってくれました。




ただ、「どれも同じような曲に聞こえた」(同期生)

「東京に行っちゅう君へ」は懐かしく耳残っています。

最近の「塩の道」「もとちかくん」など数曲はともかく、ほかの曲は同じような曲のように聞こえたという感想は私も同じでした。

それにしても、70才になって2時間も歌い続ける体力はさすがです。

コンサートの後は、大心劇場の外で、豆電球さんの奥さんがいれてくれたコーヒーを飲みながら、談笑。

大ちゃんと記念写真を撮ったり、ワイワイと映画の余韻を楽しみました。




気が付けば16時過ぎ。

楽しい時間でした。


12月12日は藤圭子の「我が歌のある限り」を観てきました。


映画は藤圭子さんの生い立ちから歌手としてリサイタルを行うようになるまでの自伝的内容でした。

藤圭子さんの寂しげな雰囲気の背景が理解できたような気がします。

藤圭子さんはきれいで、低い歌声も堪能することができました。


先週は50,60人はいた観客は10名程度でいつもの大心劇場に戻っていました。
もちろんバスを仕立てての来場もありません。

豆電球さんも10名程度なら張り合いがないのか、先週の疲れなのか、歌は一曲もありませんでした。
先週の熱気はすっかり消え去り、いつもの、安田川沿いの小さな映画館に戻っていました。

先週のようなたくさんのお客さんで賑わう大心劇場もいいですし、いつもの10人程度が楽しむ大心劇場もいいと思っています。


2022年1月は大巨獣ガッパです。

大心劇場は月のうち1週間だけ上映をします。

寒い時には客席の間にファンヒーターが登場します。

ときどき、時間延長を確認するチャイムが鳴ります。

来月は50年以上前の日活「大巨獣ガッパ」です。

新年早々の怪獣映画もいいですね。


コメント

このブログの人気の投稿

野市に”とばし”が戻ってきました

谷中から不忍の池までぶらり散歩

トラとハナ(5) 秋風と共に寂しくなってしまいました