新年早々に弁天座と大心劇場を楽しみました
私のお気に入りの弁天座と大心劇場でもイベントがありました。
早速、楽しんできました。
1月8日 弁天座での土佐話芸の会
素人落語家の集まり「土佐の笑い話芸の会」が新年の初笑い届けてくれました。ご存知のように弁天座は靴を脱いで入ります。
そのため渋滞ができていました。
いまか、いまかと期待が高まります。
今日の出演者が壇上であいさつです。
粋亭ほれ太、気楽亭はち、千里家七福、悠遊亭のん気、司亭孫笑楽(2代目)、司亭笑楽(2代目)の7人です。
司亭孫笑楽(2代目)はドジョウ掬いを披露。
このご元気に高知の怪談・皿屋敷を披露してくれました。
土佐弁の落語はよくラジオで聴いていました。
実際に笑楽さんにお目にかかるのは初めてです。
上方でも、江戸でもない土佐落語ここにあり。
当館はフィルムでの上映もできます。
2時間の映画でフィルムロールは5巻から10巻にもなります。
映像を途切れさせない手法に2台の映写機を切り替える「巻掛け」と1台の映写機で行う「流し込み」があります。
豆電球こと小松さんは流し込みができる日本でも数人の映像技術者です。
一本の映画で何回も流し込みをしているはずですが、映像からフィルムを切り替えたことは分かりません。
すごい技術です。
しかし、いつもうまく映像が繋がるとは限らず、ごくたまにですが、映像が乱れることがあります。
確か西原理恵子さんの「イケちゃんと僕」だったと思いますが、終演すると小松さんが「うまいこといかんかったき、もう一回やる。座っちょって」と観客を席にとどめ、最後の10分ほどをもう一回、上映したことがありました。
それもまた楽しい一幕でした。
今年も楽しい映画を期待しています。
フィルムではなくブルーレイでした。
青森の高校を卒業し集団就職に上京した同級生たちの青春物語です。
吉永さんの健康的な笑顔が印象的でした。
そうそう、日本にミロのヴィーナスが来たことがあったんですね。
集団就職で上京した直後、上野公園を通るシーンで「ミロのヴィーナス特別公開」の文字が写っていました。
ググって見ると1964(昭和39)年4月8日- 1964(昭和39)年5月15日の期間、国立西洋美術館で特別公開されていました。
出展数が”1点”というのがすごいですし、その1点を見るために83万人もの来場者があったというのもすごいですね。
お山の中の川のほとりに建っています。
津々浦々に映画館があった時代がありました。
その当時は高知県に少なくとも144館もあったそうです。
壁一面に昔の映画のポスターが隙間なく貼られています。
このポスターを見るだけでも楽しめます。
新年早々に弁天座や大心劇場を楽しんできました。
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