あぁ、高知にもんて来たがよ

 

博多や長崎を旅してきました。
旅先で信号機のない横断歩道での運転者のルールに驚かされました。
高知に帰って来て、横断歩道付近でもスピードを落とさず通りすぎる車を見て、「あぁ、高知にもんて来たがよ」と実感しました。






高知では横断歩道付近でもスピードを落とさず通り過ぎる車が多いんです

町内の買い物や金融機関へは自転車で行きます。
健康のためよく散歩もします。
信号機のない横断歩道では左右を見て安全を確認して渡ります。
車が来ていると停まってくれる人もいますし、そのままのスピードで通り過ぎる人もいます。
私の感覚では停まってくれる人の割合はざっと1割ほどでしょうか。


博多では車が停まったんです

先日、北九州を旅しました。
博多駅からほど近い2車線の道路の歩道で立ち止まって向かい側の歩道を見ると、車道ですっと車が停まるのが分かりました。
なにか用事があって車を停めたのかな、と見ると、運転手が私の方を見ています。
私が立ち止まり向かい側を見たので、きっと渡るだろうと予想して車を停めてくれたようでした。
横断歩道もないところで、歩行者のちょっとした動作で車を停めて、横断を促してくれる。
いやぁ、驚いたのなんの、びっくりしました。

長崎ではもっと驚きました

博多の後、長崎に行くともっとすごい経験をしました。








信号機のない横断歩道で立ち止まると自動車が停まってくれるのは博多と同じにしても、更には路面電車まで横断歩行者優先で停まってくれました。
観光客の多い長崎です。
横断歩道に歩行者がいるたびに停まっていたら、まどろっこしくて敵わん!という雰囲気は全くなく、次から次にくる観光客に、慌てずゆっくり渡ってください、と車も路面電車も停まってくれるのです。
世界観が変わるような思いでした。


横断歩道付近での歩行者優先


横断歩道付近での歩行者優先は運転者のマナーではなく守らなくてはならないルールです。
高知ではあまりというよりほとんど守られていないように思います。
歩行者優先のルールを守っている地域があることに驚きました。

高知に帰って来たがよ


帰高後、横断歩道で左右を見ていてもスピードを落とさず通り過ぎる車を見て、あぁこれこれ、高知にもんて来たんだ、と実感しました。
旅はいろいろなことを気づかせてくれます。

車で量販店に行くことがありました。
保育園児を筆頭に3人の小さい子供を連れた若いお母さんが駐車場から量販店側に渡ろうとしていました。
横断歩道ではありませんでしたが、車を停め、「渡って」と手で優しく促すと、お兄ちゃんと思しき子供がお母さんの手を引き渡りました。
渡り終わるとその小さな子供がくるっとこちらを向き丁寧にお辞儀をしてくれました。




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