老舗料亭 得月楼の盆梅を観て、老舗の歴史、底力、魅力に触れました
高知の老舗料亭・得月楼の盆梅を観てきました。 老舗料亭の大広間に咲く古木の梅の美しさを堪能してきました。 老舗料亭 得月楼 高知市内にある老舗料亭得月楼。 高知で和食 皿鉢料理を楽しめる料亭|得月楼本店 (tokugetsu.co.jp) 宮尾登美子の「陽揮楼」の舞台となったことで有名です。 この得月楼の盆梅もまた有名で、この時期、大広間で展示しています。 盆梅展 ~3月上旬頃まで – お知らせ (tokugetsu.co.jp) 気になっていても盆梅を見になかなか足を運ぶことがありませんでした。 今回、その盆梅を観てきました。 はりまや橋電停のすぐ近く、電車通りの南側に得月楼はあります。 老舗料亭らしい入り口です。 料亭ですからもちろん食事ができます。 でもふらっと立ち寄ってランチは難しく、ランチは予約、それもある程度前から予約しないと難しいようです。 玄関には赤い大きな暖簾が架かっています。 文字は「梅」ですね。 入ったところの玄関。 ここで案内を請います。 玄関の奥にある床の間にはお雛様。 梅とお雛様。 春の気配を感じます。 80畳の大広間に盆梅が並べられています 得月楼の2階に大広間があります。 お部屋|得月楼 (tokugetsu.co.jp) HPを見ると80畳だそうです。 この大広間の壁側に盆梅を並べています。 舞台から大広間を一望。 両側と奥の床の間に盆梅が並んでいます。 可憐な梅の花 盆梅に咲かす梅の花をご覧ください。 床の間に一段と立派な盆梅 床の間にはひときわ立派な盆梅が並んでいます。 迫力のある盆梅です。 梅の花と掛け軸。 他所では見ることができない組み合わせです。 梅の生命力に驚きました 沢山の盆梅が並んでいます。 木の形や梅の花に目をとられます。 ふと根元に目をやると、「幹がえぐれている!」 幹の内部はほぼ空洞。 樹皮でようやく元の幹の形を保っているようです。 ちょっと力を加えるとポキッと折れるのではないかと心配になります。 松岡社長にお聞きすると、「梅は強いです。幹がえぐれても、枝が一本になっても花をつけます。」とのことでした。 ほうほうと大事にするかと思えば、梅の花が終わると、すぐに刈り込みをするそうです。 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿。 そうは言っても、この古木にハサミを入れるのは勇気がいりますね。 老舗料亭の歴史、底力を垣間見て、