上田城と刀屋の蕎麦
片側2車線の広い道です。
横断歩道で立ち止まるとすぐに自動車は止まってくれます。
交通ルール通りですが、高知では考えられないことです。
上田城といえば、やっぱり真田昌幸です。
関ヶ原の戦いへと向かう徳川秀忠の大軍を、わずか2,500の兵で足止めしました。
真田神社です。
この大欅は1181年に木曽義仲公の武運長久を願って勧請された御神木です。
昨今の気候変動により大風大雨による倒木予防のためやむなく役目を終えることとなりました。
この井戸からは、抜け穴があって城北の太郎山麓の砦に通じていた。敵に包囲されてもその抜け穴より兵糧を運び入れるにも、城兵の出入りにも不自由しなかったという
とありました。
上田で蕎麦といえば刀屋でしょう。
待っている間に注文を取ってくれます。
私の真田蕎麦がやってきました。
刀屋の蕎麦は信じられないほどたくさんの蕎麦が乗っています。
この日も若者が「大」を頼もうとすると「1㎏超あります」とのことでした。
でも、若者は果敢に注文していました。
私はまずビール。
ビールは中瓶がなく大瓶か小瓶です。
2者択一ならもちろん大瓶。
突き出しに蕎麦を揚げたものが出てきました。
七味唐辛子を振るといいつまみになります。
私の真田蕎麦がやってきました。
この量で「中」です!
真田蕎麦はつけ汁が味噌仕立てになります。
器に味噌が入っていて、そこにカツオ出汁とそばつゆを加えて自分好みに調製します。
池波正太郎がよく食したそうです。
ただ、私は通常のそばつゆのほうが好みでした。
私はこの量でもお腹いっぱいになりました。
若者はペロッと食べていました。
若いって素晴らしい!
上田にはもうずいぶん前に来ました。
その時も刀屋の蕎麦を食べました。
変わらぬボリュームでした。
前回来たときは池波正太郎真田太平記館を見学し、それを契機に真田太平記を読みました。
あれほどワクワクして読んだのに、先日読み返そうとするとなかなかページが進みませんでした。
刀屋の蕎麦のランチは夕食まで響きました。
年を重ねると前の経験とはいろいろ違うことに気づきます。
自分の年齢に合わせて旅をすることにしましょう。
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