投稿

4月, 2022の投稿を表示しています

前浜掩体群と世界平和

イメージ
  高知空港のある南国市の前浜にコンクリート造りの不思議な物体があります。 敵の攻撃から飛行機を守るための構造物・掩体(えんたい)です。 太平洋戦争当時の7基の掩体が残っていて、前浜掩体群と呼ばれてます。 カメラをもってぶらっと訪れました。 駐車場は前浜公民館 前浜公民館に車を停めることができます。 津波が想定されるので、公民館は津波避難タワーの3階にあります。 1階に掩体の説明板があり、その横に資料「掩体は語る」が準備されています。 (説明板には「パンフレットは公民館の玄関に置いています」とありますが、説明板の横にあります。3階の公民館まで行っても鍵がかかっています。) 「掩体は語る」 説明板の横にあった「掩体は語る」です。 内容は南国市観光協会がHPにアップしているpdfと同じです。 https://www.nankoku-kankou.jp/download/?t=LD&id=504&fid=2369 新たに建設する軍用飛行場(今の高知龍馬空港)のために「三島村」全村が強制的に買い取られたこと。 掩体だけでなく指揮所や通信所跡など戦争遺跡がたくさん残っていること。 トーチカも残っていて、グラマン戦闘機などを撃墜したこと。 練習機「白菊」が空中衝突し、12名の若者が亡くなったこと。 などなど地元に住んでいる私でも知らないようなことがたくさん紹介されていました。 戦争遺跡は広範囲に残っています。 今日は掩体を見ることにしました。 7基の掩体は前浜公民館の周辺数100mに点在しています。 公民館に車を停め、歩いてみて回ることができます。 さ、出発です。 ツタに覆われた3号掩体 前浜公民館のすぐ北に3号掩体があります。 剣道のすぐ横にあるので目につきやすい掩体です。 長い年月でツタに覆われています。 ラピュタの世界です。 一回り大きな4号掩体 4号掩体の遠景です。 周りは田園地帯です。 田んぼや畑、住宅の間に静かにたたずんでいます。 他所では見ることのできない不思議な風景です。 正面から見ると格納する飛行機が大きいことが分かります。 双発の大型機を格納したそうです。 きれいに整備された5号掩体 5号掩体の周囲はきれいに整備されています。 白い砂を敷き詰めた敷地には草一本ありません。 左右対称の構造物は何だか何かを葬っているような雰囲気を感じます。 それ

内園明日美さんの作品展がのいち動物公園で開催されます

イメージ
  内園明日美さんの作品をのいち動物公園で見ることができます。 5月28日(土)から6月26日(日)まで、のいち動物応援で「出張 あすみ動物園」が開催されます。(月曜休園) 内園さんの作品が展示されます。 ぜひ、わざわざ観に行ってください。 なお、会場での作品の販売は行われません。 購入を希望される方は画楽まで連絡してください。 FACTORY アートセンター画楽 (factor y-com.co.jp) 内園明日美さんについての私のブログは次のものがあります。 アミメキリンが我が家に来ました (taichanretiredlife.blogspot.com) 内園明日美さんの個展が始まりました (taichanretiredlife.blogspot.com) 内園明日美さんの個展の案内状 (taichanretiredlife.blogspot.com) ポップな動物絵の個展はいかがでしょう? (taichanretiredlife.blogspot.com)

芸西村文化資料館の「SPレコードを聴いてみよう」展に行ってきました

イメージ
芸西村文化資料館で開催中の「SPレコードを聴いてみよう」展に行ってきました。 古い蓄音機、レコードに時の流れを感じることができました。 芸西村文化資料館で「SPレコードを聴いてみよう」展が開催されています 芸西村は高知市から東へ車で45分ほど行ったところにある海辺の村です。 その芸西村の役場の横に文化資料館があります。 バックヤードに古い蓄音機や沢山のSPレコードがあるそうです。 文化資料館の玄関を入ると一階の一部屋を使ってその蓄音機やレコードを展示しています。 会期は5月15日までです。 まず目に留まるのはビクターの蓄音機 会場には古いビクターの蓄音機がありましtた。 銘板には犬のマーク。 ビクターの製品です。 鋭い針のピックアップ部分です。 ピックアップで拾った信号をそのまま振動板に伝え、空気振動にする部分です。 ピックアップ→振動版→空気の振動を「伝声管」で「スピーカー」に伝えて再生します。 デジタルとかアナログとかのレベルではありません。 電気信号は介在しません。 レコードの溝を機械的に(たぶん、てこの原理で)信号を人の耳に聞こえる程度の音量に増大。 見事な発想です。 レコード盤の横に針がたくさん置いてあります。 レコード盤に針を下ろすと、一枚の演奏で針が摩耗します。 使い捨てです。 一度使った針が散らばらないよう窪みが設けられています。 貴重な蓄音機であり、レコード盤です。 一回ごとに針を変えなくてはなりません。 残念ながら、視聴することはかないませんでした。 沢山の古いSPレコード盤 沢山のSPレコードのジャケットが展示されていました。 高峰三枝子の「情熱のルムバ」。 75歳以上の方なら知っている「市丸」だそうです。 今まではレコードのジャケットです。 次からはレコードの中心部分です。 東海林太郎ですね。 この方は名前を知っています。 「築地明石町」という歌は・・・ ビクターレコードの「世界一周大飛行の歌」。 オリエントレコードの「金色夜叉」。 実際にレコードを聞かなくても、当時の雰囲気が伝わってくるようです。 当時は39のレコードメーカーがありました SPレコードは琵琶、農民歌、詩吟、長唄、清元、浄瑠璃などはばひろいジャンルで作られていたようです。 SPレコードは庶民の手に簡単に届くものではありませんでしたが、人々に夢を見させたのでしょう。 当時、沢山

庭木の剪定を行いました

イメージ
暖かくなってきたかと思うと、あっという間に庭木が伸びてきます。 昨年までは庭師さんに頼んでいました。 昨年は庭師さんについて剪定の仕方を学びました。 今年から私一人で剪定をすることにしました。 思い切って枝を切ってすっきりしました どうですか? 最初の写真と同じ木です。 すっきりしたでしょう? 脚立だけでなく、木にも登ります 脚立では届かない木には、えいや!と登ります。 木に登って庭を見下ろしたところです。 今夏には65才になります。 昔取った何とかではありませんが、まだ、大丈夫です。 足元を見ると、木登りして遊んだ昔が蘇ります。 しかし、そうは言っても、過信して枝の先に体重をかけると枝が折れかねません。 ですから、高い枝や木の中心から離れて伸ばしている枝はバッサリ切ります。 木の形よりも、私が登って手の届くところまでに樹形を切りそろえていきます。 春の剪定が終わりました 春先に延びる枝を切り形を整える春の剪定が終わりました。 小さな庭ですが、4日間ほど要しました。 本職ではないので、朝もゆっくり、すぐに休憩しながら、のんびりを進めました。 次は秋の剪定です。 自分の体が動く間は、自分のできることをしていきたいと思っています 田舎暮らしはやることが沢山あります。 会社勤めの間は、それに目をつぶっていました。 あるいは、専門の方にお願いしていました。 リタイヤして自分の時間があります。 自分のできることは、自分でしようと思っています。 剪定を終えると、玉ねぎを収穫しました。 無農薬、無肥料で育てました。 小さくて不揃いの玉ねぎです。 でも、自分で作った作物は一味違います。

カツオとウドと葉桜

イメージ
4月15日、今年初のウドを収穫しました。 上りカツオとウドが食卓上るようになると葉桜。 今年の花見ももう終わりです。   今年初のウド 我が家の畑にウドを植えています。 四月に入ると地面からウドの芽が顔を出します。 収穫したい気持ちを押さえているうちにちょっと大きくなりすぎたようです。 4月15日に今年初のウドを収穫しました。 香りのいいウドをスライスでいただきます 葉っぱを落とし、皮をはぐと白い部分が出てきます。 スライスしてお醤油と柚乃酢をかけていただきます。 あわただしくお花見 もう、18時を過ぎています。 はやる気持ちで桜の下のテーブルに移動します。 初ウドを口に含むと、ウドのいい香りが鼻に抜けてきます。 なんせ30分前にはまだ生えていたのですから香りもいいし、えぐみもありません。 それを楽しんだ後、ビールをくびり。 そして、上りカツオを頂きます。 あぁ、幸せ。 見上げるともう葉桜。 3月20日に開花し、3週間以上楽しませてくれました。 カツオに次いでウドがテーブルに並ぶころには桜の季節ももう終わりに近づいてきました。 今年もたっぷり花見を楽しむことができました。 また、来年も花見を楽しみたいものです。 ウドの皮できんぴら ウドの皮は捨てません。 この皮できんぴらを作ります。 これがご飯に合うんです。 ほろ苦いウドの香りでご飯が進みます。 花見を楽しむ3週間で季節が大きく変わりました。 枝の先にほんの少し顔を出していた柿の新緑もあっという間に柿の枝の間を埋めていきます。 藤も花をつけ、ブンブンと蜂たちが蜜を求めて集まってきます。 これから四季を経てまた来年、春がやってきます。 季節を楽しみながら、また、一年過ごしていきたいと思っています。

得月楼でお昼を食べ、土佐電の車庫を見学してきました

イメージ
4月12日、「料亭得月楼特別メニューの昼食と貸し切り外国電車に乗車!桟橋車両基地見学」の日帰りツアーに参加してきました。 得月楼の昼食 まずは昼食です。 老舗料亭の得月楼の特別メニューです。 庭の見える和室でいただきます。 いろいろな食材を丁寧に料理した品々がバランスよく詰め込まれています。 白身の刺身もいい熟成具合でした。 ビールを頂きたいのですが、きょうは自動車で来ています。 次回は、公共交通機関で来たいものです。 なお、大瓶が1,100円と料亭価格です。 得月楼を散策 電車に乗るまで時間があるので、得月楼内を散策しました。 得月楼は、宮尾登美子さんの「陽暉楼」のモデルになった料亭です。 宮尾登美子さんと得月楼の先々代とはゆかりがあるそうです。 現存の得月楼は、支店の一つで、上の絵の得月楼は本店です。 電話室とあります。 宴会をしている重鎮に外から電話がかかってきて、宴会を中座してここで報告を聞き、指示を出していたのかもしれませんね。 河田小龍作の金太郎が架かっていました。 毎月、その季節に合わせた架けるそうです。 廊下の格子戸から中庭。 廊下に置かれたソファの上の灯りです。 奥に続く廊下です。 ガラスはひずみガラスです。 歴史を感じます。 ひずみガラスの良さについては高知屋でも紹介しています。 高知県の嶺北にある旅館・高知屋に泊まりました。 (taichanretiredlife.blogspot.com) 玄関です。 板の間と玄関とその先の赤い暖簾、そしてぽつんと浮かぶ灯りがいい雰囲気です。 カメラと乙女心 外国電車に乗り、土佐電車両基地の見学のツアーです。 きっと、電車好きのオタクが集まってくると思っていました。 ところが、年配の女性が多く参加していました。 この日は15名の参加者のうち、男性は私を含め3名。 大きなカメラを持っていたのは私一人です。 女性グループで多く参加していました。 私があっちこっちカメラを向けている姿が目立ったのでしょう。 女性部ループの中から一人が私に近づいてきました。 「写真をたくさん撮りゆうが、雑誌か新聞に載せるが?」 「いやいや。単なる趣味の写真です。」 「そう。雑誌に載る化粧をしてない、言うて女性が不安になっちゅう。」 「・・・」 カメラを参加者に向けることはなかったように思いますが、 「雑誌に載るための化粧」とはなかなか