40年も履き慣れた靴たち

 
私の靴箱に随分とくたびれた靴があります。
振り返ってみるともう40年も履いていることになります。
私の半生を足下で一緒に過ごしてくれた靴たちです。







ハッシュパピーのバックスキン


ど定番のハッシュパピーです。
バックスキンですので油を塗ることもありません。
それでも皮の部分は破れもないし、変色もしていません。
愛用すれば靴底はすり減ります。
この靴底は2枚目です。
貼りかえて履き続けています。







さすがに足を入れる部分は傷んで来ています。









エルエルビーンのガムシューズ

アウトドアが好きな人ならどなたも知っているブランド エルエルビーン。
エルエルビーンの製品の中でもエルエルビーンらしいものの一つにこのガムシューズがあります。
水を通さないガム(ゴム)でできています。
雨の時などに履いています。
これももう40年になります。
「L.L.beanが日本に進出してからまだ20年も経っていないのでは?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
その通りですね。
私は個人輸入でアメリカから直接、購入しました。

底はすり減っています。
滑り止め防止のパターンが消えてなくなっています。

やはり、足を入れるとき、歩行の時に足首が当たる部分に負荷がかかるのでしょう。
足首にあたる部分が裂けています。








丈夫でビジネスマンの味方と言われるリーガルは意外と寿命が短い

リーガルは丈夫でビジネスマンの味方と言われます。
私の靴箱をリーガルシューズが沢山通り過ぎていきました。
この靴は、明るい褐色でカジュアルでおしゃれです。
重宝していましたが、歩くと足の裏が痛くなります。
靴底を見るとビムラムパターンがすり減っています。
上はきれいなので貼り替えようとリーガルショップに持って行きました。
しかし、ゴアテックスを使ったこのタイプは張替ができないそうです。
もったいない!
でも、靴は足を守ることが大前提です。
サヨナラをしました。

これもリーガルシューズです。

保温性があり、寒い時期に重宝しています。







底もビムラムです。
冬の雨や雪のビジネスシーンで活躍しました。

まだビムラムパターンはかろうじて残っています。






しかし、靴底と本体の間の部材に割れが発生しました。
一か所ではなく全体に脆くなり、ひび割れがあちこちで発生しています。
これでは、雨の時に履いて出ることに躊躇します。





今まで沢山のリーガル製品を履いてきました。
リーガルシューズは丈夫と思っていましたが、どうも私の期待が大きすぎたようです。
ゴムの部分の寿命が短いし、靴底の貼り替えを考慮していない製品がありました。
寿命設計、部材仕様が10年程度なのでしょう。
振り返ると私もいずれも10年のスパンで買い替えてきました。
40年も人生を共に歩むことのできるブランドではありませんdねした。


靴を大事にし手入れをしても、傷んでくることは仕方ありません。
新しいものに買い替えるのも選択肢の一つです。
靴によっては靴底を貼り替えることができるものがあります。
靴底を貼り替えると1万円から2万円ほどかかります。
上の部分も新品と比べると傷みがあります。
それでも、私は修理ができるのであれば修理をして使い続けたいと思っています。

私の経験で言えば、手入れをして、靴底を貼り替えてでも長く使い続けたいのであれば海外ブランドがいいと思います。

皮革製品は手入れをすれば思いもよらないほど長い期間使うことができます。
これからも自分の人生を足元で一緒に歩んでくれる靴を大事にしていこうと思っています。



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