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愛媛県由良半島でイカ釣り

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学生時代の友人たちに誘われてイカ釣りに行ってきました。 生きアジを使ったイカ釣りは初めてです。 どうなるかと思っていましたが1.2㎏の大物を釣り上げることができました。 イカを釣ってテントで宴会 イカは夕暮れから釣れ始めるんだそうです。 明るいうちにテントを張って寝床を確保しました。 暗くなってきたのでそろそろ釣りを始めましょう。 足場はしっかりした堤防だし、なかなかあたりがないのでついビールを出してしまします。 まだ日が落ち切らない明るさが残っているときに私の竿に当たりがありました。 1.2kgの大物のモイカです。 アオリイカの別名です。 イカの王様と呼ばれるように食べておいしいイカです。 友人の竿にも当たりがありました。 友人もモイカをゲット! 親戚が集まって手巻き寿司パーティを計画していて新鮮なイカに期待が集まっていたようで、釣り上げてホッとしていました。 こちらにも当たりがあり、釣り上げました。 この日は気温も低下し、風も強い日でした。 エサの生きアジもなくなり、納竿。 全部で4杯のモイカの釣果です。 春のモイカ釣りではなかなかの釣果だそうです。 さ、宴会です 釣ったばかりのモイカに加え愛媛県が誇る完全養殖のマサバ、それにカンパチの刺身が並びます。 釣り場でもテントの中でもビールはかなり飲んでいたのですが、刺身もできたので改めて道後ビールで乾杯! 道後ビールの後は高知の地酒・安芸虎に赤ワインと続きました。 あんなに沢山あった刺身もペロリ。 やはり鮮度がいいとお箸も進みます。 刺身の次はイカのバター焼き。 これもまたペロリ。 宴会は延々と深夜まで続きました。 周りの他のキャンパーが居ない、というか、周りにいないところを選んでいます。 釣りも楽しみですが、久しぶりに会う友人との会話が何よりの楽しみです。 宴会テントの前で記念写真。 あぁ、旨かった、楽しかった。 地元愛媛が3人、岡山から一人と私が高知から参加の5名です。 学生時代のことからリタイア生活のことまで話は尽きませんでした。 また釣りを通して遊んでいこうと話をし、別れました。 学生時代の友人、仲間というのはいいものです。 何年もあっていなくても、会った瞬間に学生時代の気分の戻ります。 遊んで、食べて飲んで、語ってあっという間の1泊2日でした。 素人の私がイカ釣りを楽しめたのは裏方に徹してくれたメンバーがい...

桜の切り株と人生の扉

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  今年も桜の開花予想が聞かれるようになりました。 でも、毎年楽しませてくれた我が家の桜はもう咲くことはありません。 我が家の桜で花見 30数年前にこの地この家に引っ越してきました。 裏庭に小さな桜の木がありました。 木は年々大きくなり屋根の上まで伸び、たくさんの花を咲かせるようになりました。 我が家の裏庭の向こうには農地が広がっていて住宅はなく人目を気にせず花見ができます。 桜の木の下にテーブルと椅子を置き、開花の日が近づくとそわそわ。 一輪でも咲くと早速花見です。 冷蔵庫から適当な肴を見繕ってテーブルに運び、取り敢えずビール。 そして大好きな純米酒。 見上げると幹から伸びる枝の先に数輪の花びら。 陽が傾き徐々に暗くなる薄暮の中で桜を見上げながらお酒を飲む。 至福の時です。 暗くなり手元が見えなくなるころにはほろ酔いになり、その日の花見は終わりです。 数輪だった花が徐々に増え、3分咲き、5分咲き、7分咲き、満開。はらはらと散りはじめ、 次第に足元は花弁の絨毯になり、枝には小さな新緑の芽が出始めます。 毎日、花見です。 両親が健在だったころは子供たちも一緒に花見をすることもありました。 家人も咲き始めた頃は出てきて庭の野草の天ぷらを作ったりするのですが毎日は付き合いきれないようで、その後は一人で花見を楽しんでいました。 桜を見ながら静かにお酒を飲むのはいいもんです。 桜と人生の扉 気が向くとスマホで音楽を聴くこともありました。 一人花見に合う曲は「春がまた来るたび ひとつ年を重ね」で始まる竹内まりあさんの「人生の扉」でした。 春がまた来るたび ひとつ年を重ね 目に映る景色も 少しずつ変わるよ 陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く 気がつけば五十路を 越えた私がいる 信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ I say it’s fun to be 20 You say it’s great to be 30 And they say it’s lovely to be 40 But I feel it’s nice to be 50 満開の桜や 色づく山の紅葉を この先いったい何度 見ることになるだろう ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきた...

大心劇場で「侍タイムスリッパ―」

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  第48回日本アカデミー賞優秀賞7部門受賞したと今話題の映画「侍タイムスリッパ―」。 高知県では大手のシネコンでの上映予定はなく、なんと我らが大心劇場でのみ上映です。 3月19日が上映初日。 早速駆けつけました。 いやぁ、面白かった。 最後の10分の”殺陣”には手に汗を握りはらはらしました。 アカデミー賞受賞に納得です。 侍タイムスリッパー | 公式サイト 映画「侍タイムスリッパー」は、「拳銃と目玉焼」(2014年)「ごはん」(2017年)に続く未来映画社の劇場映画第三弾である。 幕末の侍があろうことか時代劇撮影所にタイムスリップ、「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く。 コメディでありながら人間ドラマ、そして手に汗握るチャンバラ活劇でもある。 「自主映画で時代劇を撮る」と言う無謀。 コロナ下、資金集めもままならず諦めかけた監督に、「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」と救いの手を差し伸べたのは他ならぬ東映京都撮影所だった。 10名たらずの自主映画のロケ隊が時代劇の本家、東映京都で撮影を敢行する前代未聞の事態。 半年に及ぶすったもんだの製作期間を経てなんとか映画は完成。 2023年10月京都国際映画祭で初披露された際、客席からの大きな笑い声、エンドロールでの自然発生的な万雷の拍手に関係者は胸を撫でおろしたのであった。 初号完成時の監督の銀行預貯金は7000円と少し。 ​「地獄を見た」と語った。 時は幕末、京の夜。 会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。 「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。 名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。 やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。 新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。 一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ少しずつ元気を取り戻していく。 やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。 以上 HPから 当初は上映館数も少なかったようです。 それが受賞後は随分多くの上映が決まったようです。 大心劇場では先月の「妹」の時から「次は侍タイムスリッパ―やきね。面白いきまた来てね」と言っていましたので見る目があり...

黒尊でお腹いっぱい

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  高知市内の知る人は知る居酒屋「黒尊」。 最近は「予約困難なお店」とSNSで広まったのか県外からのお客さんも多いようです。 久しぶりに訪れました。 そしておいしいものをたくさんいただき、お腹いっぱいになりました。 いざ、黒尊へ 大橋通りから南を見ると電車通りの向こうに天神橋通りがあります。 天神橋通りは両側に老舗のお店と飲食店が並んでいます。 その通り小さな角を曲がると両側に飲食店が連なる通称「しょんべん通り」があります。 ション便通りの奥の方に黒尊があります。 黒尊はお任せのみ。 予約の際に「うちは量が多いよ。大丈夫?」と聞かれます。 さぁ、今日はどんな料理が出てくるのでしょう。 早速入店です。 あ、店内の席の写真撮影はできないので店内の雰囲気が分からないと思いますが、ご了承ください。 入ってすぐにL型のカウンター席が6,7席あり、その奥に6畳ほどの小上がりが二つあります。4,5人のグループだと一つの小上がりを2つのグループで使うようになります。 今日の黒尊のお任せ料理 突き出しの切り干し大根煮です。 お刺身。 これで一人前です。 どの刺身も新鮮で脂がのっていて旨い! また自家製のヌタも刺身によく合います。 これだけでお腹にずしっと来ます。 にぎり。 真ん中のサバ寿司がまた脂があり旨い。 塩タタキ。 これは4人前です。 焼きたてでほんのり温かく旨い! また、この厚さがいいですね。 高知県人は刺身もタタキも小さい切れは食べた気がしません。 このくらいの暑さが丁度です。 最後はキンメとシマアジの煮物。 鍋からあふれるばかりの量です。 黒尊に行くのは久しぶりでした。 いやぁ、うまかった。 量もたっぷりあり、お腹もいっぱいになりました。 量が多いせいかお酒をあまり飲みませんでした。 この日も店内は満席でした。 県外からの観光客のような方も多くいらっしゃいました。 次回はアユの季節に行ってみたいですね。

小さな映画館キネマmで「トワイライト・ウオリアーズ」

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  香港で大ヒットしたアクション映画「トワイライト・ウオリアーズ」を観てきました。 いやぁ、おもしろかったですね。 キネマm  kinema M|キネマ M 映画監督の安藤桃子さんが高知市内で立ち上げた小さな映画館キネマm。 帯屋町アーケードの一つ南の通りにあります。 久しぶりに訪れました。 カウンターでチケットとコーヒーなどを売っています。 スクリーンが一つなので上映開始前に販売が始まります。 入場もチケットの整理番号順(5つずつ)です。 観客席の方法から見たスクリーンです。 シネコンのような大きなスクリーンではありません。 この日は席の半分程度が埋まっていました。 スクリーンの前から観客席を見た写真です。 座席数もそんなに多くありません。 主宰が映画監督なので上映作品もそのお眼鏡にかなったものです。 トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 - 株式会社クロックワークス - THE KLOCKWORX 「九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。80年代、香港へ密入国した若者、陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会の掟に逆らったことで組織に追われ、運命に導かれるように九龍城砦へ逃げ込む。そこで住民たちに受け入れられ、絆を深めながら仲間と出会い、友情を育んでいく。やがて、九龍城砦を巻き込んだ争いが激化する中、陳洛軍たちはそれぞれの信念を胸に、命を懸けた最後の戦いに挑む――。」 イギリスへの返還前の香港。無法地帯のクーロン城で繰り広げられるアクション映画です。 アクションも派手で見ごたえがありました。 それもそのはずアクション監督は「るろうに剣心」の谷垣健治さんです。 単なるアクション映画ではなく義理人情、友情の物語でもありました。 登場人物も魅力的な人物が揃っていました。 中でもルイス・クーが演じた龍兄貴が良かったですね。クールで腕が立ち、義理人情に厚い。私はタバコを吸わないのですが、タバコをくわえた龍兄貴はかっこよかったと思います。 主人公の陳洛軍を演じたチャン・ロッグワンは100億円を溶かした某製紙会社の会長に似ていて何度も見直しました。 九龍城砦のセットも見ごたえがありました。 とても映画のセットとは思えません。 本当にそこに大勢の人たちが暮らしているかのようなリアリティがありました。 お見事でした。...