自分で調製するクエン酸消臭剤
クエン酸水溶液なら自分で調製できるのでは?と思い、試してみたところ簡単にできることが分かりました。
効果はばっちりだし、無香料だし、また、リーズナブルです。
是非、皆さんも試してみてはいかがですか?
レノアクエン酸in超消臭
レノアのHPに次の商品説明があります。
「すすぎ時の水質(pH)を変えてクエン酸の消臭効果を最適化することで、タオル・衣類に蓄積したニオイをはがす新発想の「すすぎ消臭剤」です。
洗剤に加えて、クエン酸inを柔軟剤トレイに入れるだけで、古いタオルも新品ニオイへ!」
以上 レノアHPから
私は洗濯に液体せっけんを使っています。
消臭剤や柔軟剤は使っていませんでした。
でも、レノア超消臭クエン酸inのアイデアに興味を持ち、実際に使ってみました。
洗濯機の「柔軟剤ポケット」に入れるだけです。
すすぎの時に「柔軟剤ポケット」から自動的にすすぎ水に投入してくれます。
乾燥したタオルはふわっと柔らかいし、いつまでも臭いが付きません。
それまではタオルの臭いが気になると酸素系漂白剤でリセットしていましたがその必要がなくなりました。
クエン酸水溶液なら自分で調製してみよう
とても気に入って使っていましたが、ふと、「クエン酸水溶液なら自分で調製できるのでは?」と思いつきました。
その理由は
(1)詰め替え1回分(380mL)のパックが500~600円です。
高くないようですが、ほぼ10日で使い切ります。
1ケ月に1500~2000円、それにパックのゴミが出ます。
(2)私は爽やかシトラスの香り(微香性)を使っていましたがそれでも香りがします。
(3)クエン酸水溶液ならサラッとしているはずなのに、添加物が入っていてねとっとします。何が入っているのか分からず嫌です。
こう見えても私は若い頃、水の分析の専門家でした。
試薬の調製はお手の物でした。
もう40年近く、実験室から離れていますがクエン酸水溶液の調製くらいならまだできます(できるはずです)。
クエン酸濃度はどのくらいだろうか?とレノア超消臭クエン酸inのボトルの裏を見ました。
成分として
消臭剤(クエン酸)、安定化剤、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、㏗調整剤、香料
が記載されています。
さすがにクエン酸の具体的な含有量の記載はありません。
安定化剤は流通、在庫の期間を通して品質を維持していくために添加しているのでしょう。
自宅で作って使う分には、調製から使用しきるまで自分で管理できるし、長い期間の在庫はするつもりもないので、安定化剤など不要です。
界面活性剤はつまり洗剤です。
すすぎの段階で添加する必要はありません。
多分、安定化剤が析出・沈殿することを防ぐために界面活性剤が必要なのだろう、と勝手に推測して無視しましょう。
㏗安定化剤も香料も不要です。
つまり、ボトルの裏からは何の情報も得られませんでした。
困った時のグーグル先生。
「クエン酸」「消臭剤」で検索するといろいろヒットしました。
とても簡単です。
洗濯の消臭剤ですから厳密な濃度の調製は不要です。
実際、サイトによってクエン酸の濃度が違います。
それでもいろいろなサイトを参考にするとだいたいのターゲットが見えてきます。
100均ショップでクエン酸を買ってきます。
120ℊで100円+税(8%)です。
1Lのペットボトルで溶かします。
クエン酸120ℊ/水道水1Lです。
これで出来上がりです。
「クエン酸の袋に『混ぜるな』とあるけど、水道水に含まれるカルキ、つまり、次亜塩素酸は大丈夫?」ですって?
そのセンスは大切ですが、量的に大丈夫です。
沸騰させるとカルキは抜けます。
その時に気分が悪くなることはないでしょう?
水道水に含まれるカルキは微量であり、健康を害することはありませんので安心して水道水を使ってください。
もし、心配ならひなた水を使ってはどうでしょう。
このクエン酸水溶液をレノア超消臭クエン酸inのボトルに詰めて使っています。
レノア超消臭クエン酸inの詰め替え用パック(380mL)が500~600円です。
自分で調製するクエン酸水溶液は1L=1000mLで108円です。
詰め替えパックの380mLに換算すると約41円です。安い!
柔軟剤のポケットにクエン酸水溶液を入れるだけです。
必要な量はレノア超消臭クエン酸inのボトル付属のキャップの目盛りをそのまま使えばばっちりです。
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