リタイア世代にこそ鉄道の旅
これがなかなかよろしい。
リタイア世代には鉄道の旅が相応しいのではないかと思いました。
今回の旅の鉄道の旅程
今回の旅の鉄道の部分の旅程です。初日は高知ー(南風)→岡山ー(のぞみ)→京都でランチー(サンダーバード)→敦賀(泊)
2日目は敦賀ー(つるぎ)→金沢(2泊)
3日目は能登に足を伸ばしました。
4日目は金沢ー(かがやき)→長野で途中下車して善光寺や県立美術館ー(はくたか)→東京
以上です。
この旅程で一人約25、000円でした。
安い!と思われるかもしれません。
私はジパング俱楽部の会員で、JR代金は3割引き(のぞみは不可など条件あり)で購入できます。
検索すると割引がなければ32,000円程度です。(なんだか計算が合わないな)
それでもこれだけの距離を在来線の特急、新幹線を乗り継いでこの値段ですからリーズナブルです。
もちろん指定席です。
JR乗車券の有効期間
私が上のような旅程で旅をしたというと、結構、驚く人がいます。
驚く理由の多くは「有効期間はそんなに長いのか?」「途中下車してもいいのか?」です。
近郊の切符に「途中下車前途無効」とあるので、多くの人は「途中下車したらその切符はもう使えない」と思っているようです。
JRグループのHPに次の説明があります。
乗車距離が長くなればなるほど有効期間が長くなります。
もちろん、途中下車が可能です。
上の行程の距離は1,068㎞であり、有効期間は7日間です。
ということはこの旅程で6泊7日の旅が可能です。
例えば大阪、京都、福井、金沢、富山、長野でそれぞれ泊まることができます。
これらの駅間であれば次の目的地まで余裕を持って午前中に着くことができます。
ランチをして午後観光することが可能です。
もちろんどこかで連泊することだって可能です。
何よりも鉄道の旅は余裕があるし、楽しい
リーズナブルでたっぷり旅を楽しめるだけではありません。
列車の旅は余裕があります。
乗っていて楽しく感じます。
会社勤めをしているときの出張は飛行機によく乗りました。
とにかく早く大阪や東京に出るには飛行機が有利です。
当たり前のように飛行機を使っていました。
今回、JRであちこちと途中下車しながら東京まで行き、東京から高知までの帰りはエア便でした。
羽田-高知の間はたった1時間20分程度です。
それでも飛行場には早く到着しないといけないし、フライト中はなんだか束縛されています。
鉄道の旅ならのんびりとビールを飲みながら車窓を眺めているうちに目的地に着きます。
改めて鉄道の旅の良さに気付きました。
リタイア世代は慌てて目的地に到着しなくてもいいんです。
リタイア世代だからこそ鉄道の旅を楽しめる余裕があると感じます。
65歳以上が入会可能です。
年会費は約4,000円です。
もし、鉄道の旅を楽しんで行こうと思うのなら入会してみてはいかがでしょう。
ビジネスホテルに泊まり夜は居酒屋
私の旅は会社勤めをしていた時の出張スタイルを踏襲しています。
宿は駅近のビジネスホテル、夜は居酒屋。
違うのは朝食で、コンビニのおにぎり。
朝にバイキングを食べて、ランチ、夜は居酒屋の生活は2日もすれば堪えてきます。
この年齢になると朝は軽めにすることが体調維持に有効です。
夜は居酒屋で地元のものを食べます。
「ここまで来たんだからきっとうまいものがあるに違いない」とはなりません。
高知くらいレベルの高い居酒屋が軒を並べているところはありません。
その土地の珍しいものを食べることができればそれでよしとしましょう。
全て自分の思うがままの旅
パック旅行ではありません。
まず、何処に行こうかがなければなりません。
あそこに行ってどんなことを見たいか、聞きたいかから始まります。
旅程を立てて、切符を買うのも自分です。
駅を降りても旗を持った女性が待ってくれているわけではありません。
まして、そのままバスに乗れば次の目的地に連れて行ってくれるわけでもありません。
夕食会場に行けば食事ができるわけでもありません。
すべて自分が考え、行動しなければなりません。
自分の思うがままの旅です。
パック旅行にはない楽しみです。
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