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1月, 2022の投稿を表示しています

カメラのあるリタイヤ生活

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望遠レンズを買いました。 今まではCANON R6のボディにRF24-105mm F4 L IS USM(写真向かって左)の一本でした。 のいち動物公園のような広い場所ではもっと長いレンズが使いたくなります。 そこで、400ⅿmまでのズームレンズのRF100-400mm F5.6-8 IS USM(向かって右)を買いました。 手に取って最初の感想「軽い!」でした。 それもそのはず今までのRF24-105mm F4 L IS USMは700ℊ、今度のRF100-400mm F5.6-8 IS USMは望遠端が4倍近いのに1割くらい軽い635ℊなのですからね。 早速、のいち動物公園に行って動物たちを撮ってきました まずはトリミングなしのアップ写真です。 コツメカワウソです。 プールの向こう側にいる姿をテレ端の400ⅿmでアップ写真を撮りました。 表情がはっきりわかります。 ミーアキャットです。 画面いっぱいに撮ることができます。 300mm相当で、もちろん手持ちです。 三脚を持っての移動は面倒です。 今回はすべて手持ち撮影です。 手振れ補正がしっかり効いていて、400mmの望遠域を手持ちで撮影できます。 スマホや最近のカメラはファインダーのないものが多くあります。 顔から離して画面を見ながら撮影する姿が当たり前になってきました。 手振れ補正の機能がなかった時代は、額・鼻の頭・頬骨の3点でカメラを固定し、夜空に霜が降りるようにシャッターを切る、と教わったものです。 もうそんな話をしても分からない時代ですね。 トリミングをしてもはっきり写っています チンパンジーに赤ちゃんが生まれました。 お母さんのサンゴのおなかにしっかりしがみついています。 この写真をトリミングしました。 しがみついている赤ちゃんの表情までしっかり写っています。 次はグルーミングしている2頭のチンパンジーの間から赤ちゃんの手がのぞいているシーンです。 この写真から赤ちゃんの手の部分をトリミングしました。 小さな手がしっかり写っています。 最後にシロテテナガザルの家族の写真です お父さんのニテです。 お母さんのチャコです。 お姉さんのココ。 すこしお行儀が悪いようです。 高い場所にめぐらされた手すりを曲芸のように渡るココのブラキエーション(腕渡り)は来園者の注目を集めます。 末っ子のクリです。 末っ子らしく

高校の生物のレベルの高さ、範囲の広さに驚きました

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  高校の生物の参考書を買いました。 リタイヤ後、のいち動物公園に行くようになると、自分の生物の知識が浅薄であることに気付きました。 高校の時は、生物が得意だったはずなのですが、なんせ、もう50年近く前のことです。 そこで、生物の知識をざっと振り返るため、現在の高校の生物の参考書を買いました。 店頭で手に取ってみた参考書の中で内容が充実していると感じた参考書が「大森徹の最強講義・生物」でした。 内容が盛りだくさんなだけあって随分と分厚い参考書です 薄い上質な紙を使っているのでこの厚さでも800ページ近くあります。 これで2,500円+税です。 私が高校生だったころ、つまり45年以上前の参考書の値段のイメージと比べても、あまり変わっていないように思います。 何だか不思議なが気がします。 バイオームという言葉が出てきます 熱帯雨林や照葉樹林のような植生とそこに生息する動物などを含めた生物のまとまりをバイオーム(生物群系)というそうです。 横軸を気温、縦軸を降水量をとり、バイオームの分布を表した図は分かりやすいものです。 世界のバイオームの生態分布です。 北米の温帯草原はプレーリーと呼ばれ、そこに住むプレーリードッグが有名です。 世界の気候、植生と動物の分布を理解するための基礎知識だと思います。 じっくり読んで理解しましょう。 他の内容も豊富です 例えば、発生のところではアポトーシスが説明されています。 アポトーシスとはプログラム細胞死のことだそうです。 一つの卵が卵割して細胞が機能ごとに分化していく際、死がプログラムされている細胞があるそうです。 例えば、指が形成されるとき、最初はグローブのような塊なのですが、指と指の間の部分の細胞がアポトーシスによって死んでいき、正常が指が形成されるのだそうです。 アヒルの肢には水かきがあるが、ニワトリの肢には水かきがない。これは、ニワトリでは水かきの部分の細胞がアポトーシスによって死んでしまい水かきがないのに対し、アヒルではアポトーシスが起こらないため水かきが残っているのだそうです。 カエルのオタマジャクシが成体に変態するときに尻尾がなくなるのもアポトーシスだそうです。 へぇー、面白いですね。 バイオテクノロジーの項ではPCR法が紹介されています そうです。新型コロナウィルスの検査法のPCR法です。 PCR法とは特定の遺伝子を増幅さ

シロテテナガザルで個体識別

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 のいち動物公園のシロテテナガザルの個体識別ができるようになりました。 例えば写っている左がニテ、その右のぶら下がっているのはチャコ。 といった具合です。 個体識別とは文字通り、動物の個体を見分けることを言います 今西錦司さんが群れのニホンザルに名前を付け、個体識別をすることでサルの社会の研究の扉を開きました。 それまでは動物学と言えば行動学や生態学中心だった研究でした。 識別された個体を追跡していくことで動物の世界の社会構造を研究することができるようになりました。 そんな難しいことを出さなくても、家で飼っているペットには名前をつけて「ゴマちゃんは人見知りで」とか「モカちゃんは人懐っこくて太っちょ」など動物の個性を理解することで楽しみが増えることは身近によくあることです。 町内会、学校や会社など人間の集団でも同じですね。 名前を呼んで、家族や趣味などのことを知るにつれ親しみも、理解も深まるというものです。 好きなシロテテナガザルで個体識別 かくいう私は、昨年4月から近くののいち動物公園のボランティアに登録していますが、いまだ、動物の個体識別ができていません。 「コロナ禍で、子供たちと触れ合う機会も少なく・・」と言い訳をしても仕方ありません。 いずれコロナも収まります。 子供たちを相手にできる前に、個体識別ができるようにしたいと思います。 まず、手始めに私の好きなシロテテナガザルから始めることとしました。 動物公園の真ん中あたりにシロテテナガザルが暮らすエリアがあります。 モート(堀)で隔てられた一画に、4頭が暮らしています。 長い腕を使い樹から樹へ腕わたり(ブラキエーション)できるよう高い場所(最高10m)にループタワーが設けられています。 遠くまで届くほえ声が園内に響くし、高い場所をリズムよく腕渡りする姿に来園者から感嘆の声が上がります。 各個体を説明する掲示板を見るとお母さんがチャコ、お父さんがニテ、お姉さんがココ、末っ子がクリです。 クリは白い毛なのですぐに見分けることができます。 チャコは顔の色がニテ、ココとは違うので見分けることができます。 体毛も顔も似ているニテとココ。顔の周りの白い毛の形が違います。 それまで4頭のシロテテナガザルとしか映っていなかった目の前の風景です。 見わけ方を頭に見ていると徐々に4頭の区別がつくようになってきました。 すると、目の

内園明日美さんの個展が始まりました

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内園明日美さんの個展が今日から始まりました。 今日の高知新聞に個展の紹介の記事が掲載されていました。 会場は、洋裁学校があった建物の2階です 階段を上ったところの部屋が会場です。 内園さんが出迎えてくれました。 会場は6畳ほどの大きさで、壁に沢山の作品が架かっていました。 ひっきりなしにお客さんが来ていました。 私の紹介だという背の高い男性が来ていました、とのことでした。 どなたでしょう? 私はコースターに描かれたキリンの絵(2万円なり)を購入しました コースターですよ。 小さい正方形のコースターに細い線でびっしり描きこまれています。 仕上げるのに4時間ほどかかるそうです。 彼女の絵は多彩な色遣いと繰り返しのパターンを駆使したカラフルな絵が特徴です。 その中でコースターに描かれた作品は白黒です。 カラフルにしても白黒にしても彼女の絵に描かれる動物たちの目がやさしいという共通点があると思います。 私はこのキリンの絵を季節ごとに玄関を彩る作品の一つに加えようと思っています。 最近、仕事を始めてボーナスをもらった女房が気持ちが大きくなっていたようで大きな絵(6.5万円)を含め数点購入していました。 何を買ったのか内緒のようです。 買ったら飾って楽しめばいいのですが、たぶん、女房は買ったことで満足して、しまい込んでしまうでしょう。 絵のほかに作成中のカルタ46枚のうちの12枚がかかっていました 明日美さんの今までの戸惑いの気持ちがこもったカルタでした。 その中の1枚には「見といてね 沸騰するまで見ていた”やかん”」というものがありました。 「見といてね」を言葉通りに理解し、彼女は沸騰するやかんを見ていたそうです。 でも、「見ていてね」の言葉の中には「沸騰したら火を止めてね」の意味があります。 同じように「お母さん、居てる?」は、「お母さんがいたら呼んで」の意味があります。 「空気を読め」と言われて空気の中に文字を探したこともあったそうです。 いろいろ理解できずに戸惑ったことがつづられていました。 案内状の左上のカメ カメに何かがまとわりついているように見えます。 「この纏わりついているのは最近、環境問題で取り上げられることのある”漁網”?」と聞くと全く違っていました。 「カメが私。網のように見えるのは私の周りの人たち。」とのこと。 彼女には人間関係がこのように感じられている

庭にバイカオウレンの可憐な花が咲いています

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  寒い中、庭でバイカオウレンが可憐な花を咲かせています。 極寒の中で咲くバイカオウレン 寒さが厳しいこの季節は、庭を彩る花も少なくなります。 その中で、バイカオウレンが可憐な花を咲かせてくれました。 寒さの中、凛とした姿は美しく感じます。 極寒の中で可憐な花をつけるバイカオウレンは、牧野富太郎博士が好きだった花です。 「牧野富太郎が見た風景」第4回 極寒の中に咲くバイカオウレン|仁淀ブルー通信 (niyodo-blue.com) 高知市内の五台山にある高知県立牧野植物園のミュージアムショップの名前にもなっています。 本館ミュージアムショップ Byca-auren(バイカオウレン) |高知県立牧野植物園 THE KOCHI PREFECTURAL MAKINO BOTANICAL GARDEN また、牧野富太郎博士ゆかりの佐川町などでは、バイカオウレンを守り育てて2月には花祭りも行われています。 バイカオウレンで佐川町の山彩る 「日本一の群生地」目指し | 高知新聞 (kochinews.co.jp) 冬来たりなば、春遠からじ 物部川の土手沿いには菜の花が咲き始めています。 我が家の庭にも菜の花が咲いています。 植物たちが、まだか、まだかと春を待っているように感じられます。 文字通り「冬来たりなば、春遠からじ」を感じる季節です。

あけましておめでとうございます

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  あけましておめでとうございます。 例年に比べて寒さは厳しくないものの風が強いお正月です。 帰省した息子と夫婦の家族3人でのお正月です。 我が家のお雑煮は丸もちです 我が家のお雑煮は丸餅、ほうれん草、ゆずの皮にかまぼこを使ったしょうゆ仕立てです。 高知の標準的なお雑煮と思っていますが、こればかりは各家庭の流儀ですね。 お雑煮のお餅は、もちろん我が家でついたお餅です。 お正月には土佐の皿鉢 昔はお正月に職場や近所の人が集まってお客(宴会)になることがありました。 そのためというわけではありませんが、皿鉢を必ず構えていました。 今ではお正月にお客になることはまずありません。 それでも、お正月には皿鉢がないと始まらないように思います。 左が刺身の皿鉢。 右が組物の皿鉢です。 組物にはサバ寿司をはじめ巻き寿司、こぶ寿司などに加え、エビ、カニ、アユなどがこれでもかと盛り込まれています。 水ようかんもあり、デザートにも心配りがあります。 土佐のサバ寿司 酢で〆たサバの姿の間に酢飯を詰めたサバ寿司。 土佐の皿鉢にはなくてはならない逸品です。 このサバ寿司はビールにも、冷酒にも、熱燗にも合う土佐の絶品です。 今年もよろしくお願いいたします 玄関には浅草仲見世の助六で買い求めた江戸玩具。 左は多幸(タコ)ネコに右はおなじみの招き猫です。 お正月と言えば犬の玩具も欠かせません。 こうした江戸玩具を見ているとなんだか楽しくなりますね。 今年の夏には65才になります。 本当に早いものです。 この一年もいい年でありますように願っています。 皆様におきましても素晴らしい年でありますよう祈念しています。 そして、今年もよろしくお願いいたします。