68才になりました

 
8月下旬に68歳の誕生日を迎えました。
折角の誕生日。
普段の晩酌よりちびっとりぐってみましょう。








魚を買いに安芸の寺尾に行きました

普段の食材は近くの量販店で調達します。
今日は顔なじみの魚屋さんである安芸の寺尾鮮魚店に行きました。
我が家から30㎞ほど東に行った所に在ります。
この鮮魚店は高知の弘化台の魚はもちろん地元の安芸漁協の魚や室戸の魚が入ってきます。
店に入っていくと顔なじみの売り子のおばちゃんが目ざとく見つけて
「あら、久しぶり。元気やった。」
「元気、元気。8月は魚の少ない月やけんど、下旬になってちくと魚も増えたがやない?」
「おらん、おらん。この暑さで魚がおらん。」
「そうかえ。私も昼間は寝て過ごしゆうきね。」
「そうやろ。魚も一緒よ。」
イサキとアユを買い、隣の総菜売り場に行きました。
「あれ、今日はサバがおらん。(サバ寿司がない)」
「さっきまでおったけんど、売れたねぇ」
「あら、珍しい。サンマの姿(寿司)がある。」
「大きい新物が入って来たきねぇ。」
「サンマ寿司ち珍しい。それを頂戴。」

寺尾ではイサキの刺身とアユとサンマの姿ずしを調達しました。

芸西村の仙頭酒造

寺尾鮮魚店のある安芸市と私の住んでいる香南市の間に芸西村があります。
そこに仙頭酒造があります。
私はここの「ぼっちり」が好きでよく買いに行きます。
帳場は昔ながらの造り酒屋の風情があります。
仙頭酒造の銘柄が並んでいます。
今日ももちろんぼっちりです。
「7月から値上げしました。すみません。」
「いや、なんでも上がりゆうき仕方ないわね。酒米も上がったがやない?」
「上がりました。それより農家の皆さんが酒米から主食米に転作したら、私たちは仕込むものがなくなって困ります。」
「それは私も困る。」

玄関の杉玉と暖簾です。
暖簾もいい具合に日焼けしてきました。

さぁ、誕生日の食材が揃いました。







誕生日の晩餐です

半日かけて食材を調達してきました。
さ、68歳の誕生日を祝いましょう。

サンマの姿鮨。
サバやカマスやアユなど高知は何でも姿鮨にします。
でも、サンマの姿鮨は初めてです。
今年のサンマは脂がのっていて大きい。
お皿からはみ出しそうです。





寺尾鮮魚店の寿司は酢飯が多い。
このサンマ寿司も例外ではありません。
ご飯がみっちり。
口に放り込むと旨い!
サンマの脂がよく酢の効いた酢飯とよく合います。
これはいい!


夏はイサキです。
イサキの刺身も旨い。
アユが焼けました。
今日のアユは仁淀川のアユです。

身も旨いし、ほろ苦いはらわたも旨い!

満足、満足です。





今日の誕生日は足が遠のいていた顔なじみの鮮魚店や蔵元に顔を出しました。
いつもの顔ぶれとの他愛のない会話が心地よい。
食材もお酒も安定した美味しさがあります。
高知で過ごしてきた68年の財産です。
あと30回はない 残念だけど多分そう
あと20回はあるかもしれない
あと10回はやりたい ぜがひでもやりたい
そう思うと一回一回が貴重です
さ、来年はどんな誕生日を祝うことができるのか楽しみです










コメント

このブログの人気の投稿

大心劇場で「追い風ヨーソロ」を観てきました

高校の同級生と一泊二日幡多の旅

九重連山の平治岳で圧巻のミヤマキリシマ