投稿

1月, 2025の投稿を表示しています

今年もフキ味噌を作りました

イメージ
裏庭に行くと小さなフキノトウが顔を出していました。 フキノトウは独特の香りがします。 この季節、フキノトウを使ってフキ味噌を作ることが毎年の楽しみになっています。 早速、今年もフキ味噌を作りました。 自己流フキ味噌造り 毎年、自己流でフキ味噌を作っています。 今回の収穫です。 例年に比べると小ぶりだし、数も少なく感じます。 まず、(1)フキノトウを洗って汚れを落とします。 次いで (2)さっと湯がきます。 (3)冷水にとります。 (4)小さく刻みます。 (5)フライパンにごま油を敷き、刻んだフキノトウを炒めます。 (6)砂糖・味噌をお酒に溶きフキノトウに加えます。     私は砂糖大さじ1に味噌を大さじ3を使いました。 (7)水分が飛びいい加減になるまで煮詰めていきます。 以上で出来上がりです。 出来上がりました。 今回はちりめんじゃこも加えてみました。 早速白ご飯にフキ味噌を載せていただきました。 うーん、ほろ苦くて春の香りがします。   フキノトウを探しているとバッタを見つけました。 何だか寒そうです。 ここ数日、暖かい日が続いたので春が来たと勘違いしたのかもしれません。 すこしずつ春の気配を感じるようになりました。

「地雷グリコ」で頭をガツン

イメージ
  2025年しょっぱなの一冊でガツンときました! 地雷グリコ 「地雷グリコ」青崎有吾 [文芸書] - KADOKAWA KADOKAWAのHPには次の紹介があります。 「ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。 平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。」 また、受賞歴(候補含む)もなかなかのものがあります。 第171回直木三十五賞候補作 第37回山本周五郎賞 第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉 第24回本格ミステリ大賞【小説部門】 第7回飯田賞 2023年SRの会ミステリーベスト10【国内部門】第1位 「地雷グリコ」ってなんだ? 「地雷グリコ」のタイトルを見ると私の年代では「グリコ森永事件」を思い出します。 しかし、この本はそんな犯罪とは無縁の内容でした。 舞台はとある高校。 登場人物も高校生。 (あ、「坊主衰弱」編では喫茶店のマスターが登場しました) ゲームの勝敗が物語の進行の鍵になっています。 5編はそれぞれ異なるゲームです。 「地雷グリコ」はじゃんけんで勝ったグー、チョキ、パーの「グリコ」「チョコレート」「パイナップル」の文字数3文字、6文字、6文字進むことができる「じゃんけんグリコ」にルールを加えたものです。 階段で行う「じゃんけんグリコ」ですが、参加者が階段の特定の段数に「爆弾」を仕掛けることができます。 その爆弾のある段数に進むと「ボカン」と爆弾が爆発し10段下がるルールです。 こう書くと単純なゲームに聞こえるでしょうが、繰り広げられる心理戦、論理戦が想像を絶する面白さでした。 しょっぱなから「ガツン」とやられました。 その後も「坊主衰弱」(花札を使った神経衰弱)、「自由律じゃんけん」(参加者がグーチョキパー以外に新しい手を考案できる)、だるまさんがかぞえた(だるまさんが転んだの変形)、「フォールームポーカー」(ポーカーとはまるで違うポーカーゲーム)と続きます。 よくもこれだけ変なゲームを考えることができ...

2024年を振り返って

イメージ
年末に2024年の1年を振り返るつもりでした。 年末の押し迫ってから風邪をひき寝込んでいました。 新しい年を迎えましたが、昨年を振り返ってみると、2024年も旅を楽しだことを思い出します。 5月に五島列島を訪れました   五島列島の旅 食編「まるで竜宮城」 五島列島の旅 教会編「迫害・拷問・殉教の歴史と今の教会の静謐な佇まい」 五島列島の旅 地質編「五島列島の成り立ち 堆積岩と火山岩が織りなす風景」 五島列島の旅 福江城編「日本最後に築城されてご一新」 五島列島の旅 番外編「五島列島と壱岐・対馬」 五島列島の旅 小さな思い出たち編 五島列島と言えば真っ先に食とキリシタンを思い出します。 島の旅の楽しみは新鮮な食材です。 五島列島では期待を上回る豊富な食材を楽しむことができました。 それもどの店で食べても外れはありませんでした。 魚介類だけでなく五島うどんもおいしかったですね。 島で食べたうどんもおいしかったし、お土産に買ってきたうどんもgoodでした。 こちらで食べるうどんとは違った食感です。 五島列島には沢山の協会がありました。 私の日常生活で教会にあまり縁がありません。 あまりなじみのない教会ですが教会のイメージはどの教会も同じようなものです。 しかし、五島列島の教会はそれぞれ個性があるものでした。 毎日、教会を見て回っても飽きることはありませんでした。 教会の美しい建物の裏にはキリシタン弾圧の歴史がありました。 久賀島には牢屋の窄殉教記念教会がありました。 ここでは12畳ほどの狭い牢に200名あまりが押し込められました。 これは畳1枚あたり17人という狭さで、横になることもできず、排泄もその場にしなければならないという想像を絶する惨状でした。 信徒たちは8ヵ月にわたりこの状況を耐えしのびましたが、飢えや病、拷問のために39名が死亡し、出牢後の死者3名を加えると42名の信徒が命を落としました。 何故、命を落としても棄教しないのか。 それだけ現実世界が厳しかったと思います。 被災地のフクシマと能登を訪れました フクシマのいまはどうなっているんだろうと思い訪れました フクシマをどうなっているんだろう? そう思うと居ても立ってもおられず福島を訪れました。 震災遺構では津波の被害の大きさを目の当たりにしました。 フクシマ原発の周辺はまだ立ち入り禁止区域が広がって...

2025年 あけましておめでとうございます

イメージ
  2025年 あけましておめでとうございます 本年も田舎暮らしの日常を不定期にアップしてまいります 今年も気が向いたときにお立ち寄りください 高知県人のお正月 言わずもがなの飲んで食って飲んで食ってのお正月です 今日はこの辺りまでとさせていただきます 有益な情報は期待せずに本年もよろしくお願いします